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2009.10.23

ChumbyとGoogle Powermeterを使ったリアルタイム消費電力モニター

Text by kanai

chumby_pwr_mtr_smal.jpg
数ヶ月前、Design ContinuumでMike Costaに会った。彼はデスクの上にChumbyを載せて、建物の消費電力をモニターしていた。そのとき彼は、このシステムの技術的な詳細をまとめていたところだったが、現在そのプロジェクトの一部の情報が公開されている。ちょっと抜粋しよう。

リアルタイム消費電力モニターには、電気のむだ遣いを効率的に削減する能力があることがわかった。人間が無駄を認識するためには何らかのフィードバックが必要であることは、直感的にわかる。たとえば、水道の蛇口を閉め忘れたときは、音や視角によって水の無駄がフィードバックされる。そんなフィードバックが電気にもあるだろうか? 実際のところは存在しない。そこで、こうしたシステムが無駄の削減に役立つのだ。

powermeterdatachart.jpg
このシステムでは、電気メーターの変化の映像をカメラで捕らえ、ネットワークで流すようになっている。データに変換されGoogle Powermeterに送られるのだ。このデータは、あらゆるブラウザーで閲覧できる履歴ページには、データの変化の様子を見ることができる。このプロジェクトのすごいところは、分析ページを見るとわかる。

インターネットに接続されていて、RSSフィードが読めるデバイスなら、どんなものでもこのデータを見ることができる。ウェブブラウザーでも、ネットが閲覧できる携帯電話でも見られる。
Chumbyに表示されているデータは、このアドレスから送られてきたものだ。
ChumbyのアプリケーションはシンプルなFlashムービーで、上のRSSフィードを読み込み、データを表示するようになっている。電気使用量が増えると、色が緑から赤に変化する。そのため夜間は、文字が緑から黄色になる。これは、Chumbyで走っているのとまったく同じFlashムービーだ。リアルタイムで更新される。データは、私が作ったウェブサーバーから送られてくる。

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– Chris Connors
原文