Electronics

2010.03.25

TEDActive 2010に工作コーナー

Text by kanai

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先月、パームスプリングスで開かれたカンファレンスTEDActiveの参加者が、小さなロボット作りやハイテク落書きを楽しんだ。これにはNeweggMaker Shedが協賛している。年に一度開かれる世界で有数の頭脳を持つ人たちの会議に、今年はNeweggの提供でTinker Box “lab” が開設された。そこでは、カンファレンスの参加者たちが、bristlebotLEDスローウィーやRGB LED折り紙ランプなどを作って遊ぶことができる。
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友人のTod Kurtと私は、Neweggの工作プロジェクトを考えて欲しいと依頼された。期限は1カ月。ハンダを使うキット製作などは時間が掛かりすぎるから除外した。そこで、上にも書いた3つのキットを使うことにした。だが、材料集めは大変だろうと覚悟はしていた。時間までに揃えなければならない。そこで、Maker ShedのRobとMarcを仲間に入れた。彼らは記録的な速さでカスタムオーダーをこなしてくれた。何ひとつ問題はなかった。ただし、「磁石をひとつずつはがしてキットに入れる作業は、ちっとも楽しくなかった」との不平が付いてきた。
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イベント中、Todは何回ものクラスを順調にこなしていった。参加者はみんな笑顔で帰っていった。なかには、bristle botやLEDスローウィーですごい創造性を見せてくれた人たちもいた。ExploratoriumのYoung Makersイベントに刺激されたTodは、bristlebotのための小さなレース用コースをレーザーカッターで作ってきた。どんなものか、このビデオで見て欲しい。
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bristlebotはとても頑丈に作ってある。私はすべてのマイクロモーターに2本のリード線をハンダ付けした。写真のボウルの中にあるやつだ。100個ほどある。ほとんど瞑想状態だった。
これを実現してくれたNeweggのLoraに感謝します。Newegg Tinker Boxのプレスリリース(英語)
– John Park
原文