Electronics

2010.07.27

ネット対局できる実体チェスボード

Text by kanai

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Internet Chess Tableは、インターネットチェスを本物の盤と駒で楽しむために開発したプロジェクトです。
ディスプレイには、20ワットLEDを使った自作の低解像度(64×64ピクセル)液晶プロジェクターを使用しています。これで相手の駒の動きや、ゲームに関する情報(持ち時間など)を表示します。さらに、駒の動きを認識するシステムがあり、駒をムーブすると、盤上にフィードバックされます。
ムーブの認識は、箱の中に仕込まれた激安ウェブカメラ(320×240ピクセル)で行います。
基本的に、このチェス盤はマルチタッチ画面と考えることができます。(中略)周囲の照明による駒の影が盤に落ちると、それをカメラが認識します。(中略)ディスプレイとウェブカメラはUSBでPCに繋がれ、自作ソフトウェアでそれらを統合して、freechess.orgと通信できるようになっています。
このInternet Chess Tableはfreechess.orgでプレイしています。ニックネームはictdevです。

– John Baichtal
原文