Electronics

2010.12.17

How-To: EyeWriter 2.0

Text by kanai

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Zach Liebermanより:

EyeWriterは低コストの視標追跡システムと自作のソフトウェアを組み合わせることで、筋萎縮性側索硬化症を患ったグラフィティ作家が目だけで作品を描けるようにするものです。オリジナルの設計はメガネを装着するもので、これがEyewriterの基本デザインとなっています。
最初のビデオを公開してから、プロジェクトの改良を重ねてきました。そして、Eyewriter 2.0という新型を完成させました。これは前作よりも精度が高くなり、頭がわずかに動いてしまう人でも視標追跡ができるようになっています。2.0では、頭から離れた場所にカメラとLEDがあり、多発性硬化症患者のように、頭がわずかに動いてしまう人や、メガネをかけている人などにも対応できます。
Eyewriterシステムは安コストで、しかも完全にオープンソースです。現在のところ、部品代は200ドル程度です。市販の視標対性装置は9,000ドルから20,000ドルもします。そのコストの差は劇的です。また、視標追跡装置を必要としているすべての人を支援できるようにデザインされています。
この秋に2.0のデモを行いました。Eyewriter 2.0が実際に使われているところをご覧ください。私たちは、これをロボットアームと接続して、目で絵画が描けるようにもしました。

過去のEyeWriterの記事:EyeWriter – 安価な視標追跡器具
– Becky Stern
原文