Science

2011.03.25

カールじいさんの本当に空飛ぶ家

Text by kanai



2週間という短い期間で「家を飛ばす」というナショナルジオグラフィックのプロジェクトには、これだけの人間が必要だった。これは、ピクサー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』と同じように、風船で家を飛ばそうという計画だ。dailymail紙、“The real Up! Scientists recreate floating house from Pixar movie… and prove it really CAN fly”より。

ナショナルジオフラフィックのチームは、ピクサー映画『カールじいさんの空とぶ家』に登場した家を復元し、本当に飛ばせてみせた。
科学者、技術者、気球パイロット2名、それに数十名のボランティアが、気象観測用のヘリウム風船300個を使って家を3,000メートルの高さまで飛ばすことに成功した。
もちろん、これは本当の家ではない。特別に作った軽い家だ。
製作責任者、Ben Bowieはこう話している。「本物の家を飛ばすなんて、できっこないと思っていました」
プロデューサーのIan Whiteはこう付け加えた。「しかし、軽い家を作れば、中に人を乗せて安全に飛行させられるのではないかと考えたのです」

[via designboom
– Becky Stern
訳者から:人が乗ってるのかー! そうだよね、あんなもの落ちてきたら大変だもんね。
原文