Electronics

2012.06.06

銅の粉で作る導電性インク

Text by kanai


NYC ResistorのNick Vermeerは導電性インクの開発を行っている。

先日、細かい銅の粉をアクリル絵の具のエアブラシメディウムに混ぜて導電性インクを作ることに成功しました。導電性エポキシに関するこの記事が大変に参考になりました。
その記事には、結合剤と混ぜる前に、金属の充填剤をわずかにエッチングすることで、インクの導電性が高められると書かれています。今回のテストでは、まず、エッチング溶液として過硫酸アンモニウムが必要になりました。そして、硫酸銅溶液の上澄みを取り除き、銅の粉を脱イオン水で洗浄しました。すると、塗れた粉が、アクリル・エアブラシメディウムとよう混ざるようになり、導電性インクができあがりました。
まだもう少し実験を重ねる必要がありますが、今回の成功は大変に励みになりました!

– John Baichtal
原文