Electronics

2012.08.02

Kinectで演奏する視覚的な楽器

Text by kanai

このプロジェクトは、ミュージシャン、ダンサー、プログラマー、デザイナー、アニメーターといった異ジャンルのアーティストが共同で開発する視覚的な楽器です。体の動きから音楽を生み出すというのが主旨です。Kinectの能力を使って、体の動きをキャプチャーし、音楽に変換します。ライブパフォーマンスで大きな壁に投影して使うことができます。
私たちは、この結果生み出されたものを使って躍動的な視覚的効果をミュージックビデオを製作しました。これにより、この技術が現実のものであり、ライブでの使用に耐えるものであることを証明できたと考えています。この楽器のアイデアを実現するための鍵になったのはインターフェイスでした。私たちはこれを、ダンサーによってコントロールされるオーディオにハイライトがあたるようにデザインしました。リアルタイムのトラッキングやサンプリングといったデザイン要素は、パフォーマンスの信頼性を高めるために付け加えられています。このムービーはライブ録画されたものです。ミュージックビデオは、その夜のパフォーマンスをそのまま記録したものと思ってください。

[Jimより]
– John Baichtal
原文