Fabrication

2012.11.27

MFT2012 注目の出展者をご紹介します

Text by tamura

いよいよ今週末に迫ったMaker Faire Tokyo 2012
注目の出展者の一部をご紹介します。すべての出展者情報はこちらに。
RADIATION-WATCHプロジェクト

本プロジェクトは、安価に誰でも入手できるスマートフォン接続型の線量計を普及させ、市民レベルの放射線監視ネットワークを構築することを目的とした非営利プロジェクトです。宮城県石巻市のメーカーを中心として、日本国内のハード・ソフトエンジニアや大学研究者、また海外の専門家によって支えられています。MFT2012ではその「ポケットガイガー」全シリーズの特別販売会を行います。
JapanDrones

個人用ロボットヘリコプター(UAV)のソフトウェアー開発をメインに取組んでいる企業。
アメリカの3Dロボティック社の製品の輸入販売等も行っています。ラジコン用のヘリコプターやクアッドコプターなどに小さなコンピューターやGPSを内蔵して誰でも簡単にロボットヘリコプターを飛ばすことができるというものです。ロボットヘリは、遊びだけでなく、空中写真撮影、ロボット工学の研究、災害調査などの用途が期待されています。
みのくら

エンジニアのみのくらさんが趣味で製作したロボットや未来家電の紹介。自動照準のエアガン、勝手に入るゴミ箱などを展示予定。勝手に入るゴミ箱は、2012年の夏に動画サイトで公開されてから、ニコニコ動画、Youtubeそれぞれで100万再生を突破しています。
Autodesk

3Dデザインツールを提供するオートデスク社が、誰でも簡単に使えるデザインツール123D、SketchBookなどのプレゼンテーションを行います。オートデスクのツールを使いその場でデザインし、3Dプリンターで実物を作りあげます。
(株)ホットプロシード

福岡にある国内唯一のパーソナル3Dプリンターメーカー。今年新発売した10万円台のパーソナル3Dプリンター「Blade-1」と10万円台のパーソナルレーザー加工機「Blaster」の展示・デモンストレーションを実施。
ヒゲキタ

直径5.6mのドームと恒星数5800 個のピンホール式プラネタリウム投映機。赤青メガネを使った3D映像投映機で鑑賞する星空と3D映像は感動せずにはいられない美しさです。
Eyes, JAPAN Co. Ltd.

「FabCoffee」は、誰でも簡単に美しいラテアートを作ることができる3Dプリンタ。コーヒーのミルクフォームの上にユーザーが選んだ写真やイメージを描くことが可能です。
工房Emerge+ & BDP

レーザー加工サービスを提供しています。Maker Faire Tokyo 2012 会場では商品の直販と、レーザー加工に関する相談窓⼝を開設します。また「泳ぐサメ」ペーパーモビールを作る簡易ワークショップも行う予定です。プレゼンテーションではレーザー加工機を使ったデジタルファブリケーションの事例を発表予定です。
羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき飛行機専門に研究開発を行う。鳥、コウモリ、昆虫など飛行生物の模倣から、自然界には見られない羽ばたきメカニズムの創造まで、実際に羽ばたいて飛べるなら何でもありの精神で、ユニークなデザインの機体を製作しています。
かわうそ兄弟商會

日本伝統の本藍染めの作品を制作。藍染めで文様をつくる方法に、絞り染め、板締め、ろうけつ、型染め、などがありますが、かわうそ兄弟商會では「型染め」で、オリジナルのデザインを行う。今回はおもに素数や数式、プログラミング言語などをモチーフとした理工系デザインの型染めを紹介します。
Brave Robotics

変形、合体するロボット(勇者ロボ)を目指して活動。現状では1/12サイズでビークル形態からロボット形態に完全自動変形し、歩行や車輪による移動を実現しました。1/1サイズで自分が乗れて、超AIによって自律動作や会話ができる変形・合体ロボットを目指して活動中です。
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12月1日(土)、2日(日)に開催される、Maker Faire Tokyo 2012の前売チケットはイープラスにて好評発売中です。
前売チケットの購入にあたっては発券手数料がかからないため大変お得になっています。また今回は1年ぶりのMakeのイベントということで大変な混雑が予想され、当日券の購入のために長時間お並びいただくことも想定されます。当日のスムーズな入場のためにも、是非前売チケットをご購入ください。
-keiko Kano