Other

2013.01.29

深圳(シンセン)のMaker

Text by kanai

IMG_1225-e1357377756395-768x1024

MakerBotの共同創設者、Zach “Hoeken” Smithは、同社を離れてから中国の深川を本拠地と称している。そこのMaker文化や、電子部品と専門技術者へのアクセスのよさに惚れ込んだのだ。気候もブルックリンよりよっぽどいい。Zackは地元のMaker、チェン氏と知り合いになった。彼は、多くのMakerの理想、つまり「自給自足、自宅での小口生産、持続可能な生活」を実現した人物なのだそうだ。

彼はその出会いをブログに書いている。真のMakerとの興味深い異文化交流の話だ。少し引用しよう。

物作りとDIY文化に関する話題になったとき、私は、この地に足を付けた男は、いわゆるMaker文化を本当によく理解しているのだと感じた。彼には商才があり、 「花小钱、赚大钱」というスローガンを掲げていた。出費は小さく、儲けは大きくという意味だ。彼の言わんとするところは、無駄のない経営だ。デジタル工作機械を導入したことで、設備の入れ替えや切り替えなどが迅速に効率的にできるようになった。彼は自宅と作業場を兼ねているので、スペースに余裕がない。また、競争力を維持するためには、ニッチな市場を探し求めることが重要だとわかっている。

– Stett Holbrook

原文