Kids

2013.03.25

幸せになるためのHackschooling

Text by kanai

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タホ生まれの13歳、Logan LaPlantがネバダ大学で開かれたTEDxのステージに立ち、流ちょうに、自信に満ちた彼独自の教育スタイル「Hackschooling」の持論を11分間に渡って語った。ちょっと抜粋しよう。

ボクは特定のひとつのカリキュラムにしばられません。ひとつの特定のアプローチにこだわりません。ボクは自分の教育をハックしました。友だちや家族のネットワークを通じて、コミュニティにある機会を活かしました。ボクは、学ぶことを体験する機会を活かし、よりよい結果をより早く得るためのショートカットやハックを積極的に探しました。これは、学習のリミックスまたは混ぜ合わせと言えるでしょう。……これにはクールな面があります。これはシステムではなく考え方なので、Hackschoolingは誰にでも、昔ながらの学校でさえ利用できてるということです。

彼はハッカー流の考え方の美徳を訴える。

ハッカーはコンピューターオタクのギークで、両親の家の地下室でコンピューターウイルスをまき散らしているヤツと一般に思われていますが、ボクはそうは思っていません。ハッカーはイノベーターです。ハッカーはシステムに挑んで、より役に立つように、それに違う働きを持たせるよう作り直す人です。つまり、それは考え方なのです。心の問題なのです。

ボクは、ハッカー流の考え方を持つ人々がより多く必要とされる世界で育っています。それはテクノロジーだけの話ではありません。なんでもハックできるのです。スキーでも、教育でも。スティーブ・ジョブズも、マーク・ザッカーバーグも、シェーン・マッコンキーもそうです。ハッカーの心を持っていれば、世界を変えられるのです。

彼は幸せになることの大切を強調する。

学校のいちばんの目的を、いかに健康に幸せになるかに置いていないように思えます。それは学校から切り離されています。一部の子供たちからは、それがまったく欠如しています。しかし、それらを切り離さなかったら、どうなるでしょう? 自分たちの教育を、当然そうなるべきであるように、幸せで健康になるための実践に基づいたものであったら、どうなるでしょう? 実践です。まさに簡単な実践です。…… 教育は大切です。しかし、なぜ、幸せで健康になることが教育されないのでしょう。ボクにはわかりません。

そして彼は、学校がいかに創造性を殺しているかについて語ったSir Ken Robinsonの有名な2006年のTEDの講演に敬意を表して、創造性は読み書きと同じぐらい重要であり、同等に扱われるべきだと訴える。結果として。Hackschoolingの主要コンポーネントは、ハッカーの精神を持った健康、幸せ、創造性となる。

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Loganの完全なTEDxの講演「Hackschooling Makes Me Happy」を聞いて、未来に夢を持とう。

– Goli Mohammadi

原文