Crafts

2013.04.19

DIY外科手術

Text by kanai

「DIY医療」にファイルしておこう。

医療保険に入っていても、病院から遠くはなれたアウトドアにいたり、ちょっとした怪我に高い治療費を払いたくないとき、自分で自分を治療する方法を知っておけば、医者にかかる必要がない。Resilient Communitiesのウェブサイトでは、メンバーがDIY治療のコツのビデオを公開している。頭の怪我を、ERも針と糸も使わず、瞬間接着剤で治療するというものだ。

Screen Shot 2013-04-11 at 11.12.03 AM

警告:このビデオは本当の傷口や血が出てくる。MAKEではこれを推奨するものではない。しかし、これは面白い議論のきっかけになるだろう。ビデオの製作者がResilient Communitiesに書いた解説を引用しよう。

このビデオはユーモアを交えて作ってあるが、ほとんどの人が完璧に医療機関に頼っている分野を描いている。私もそうだが、たいていの人は子供のころから親がかけた健康保険に、ありとあらゆるものを守られて育ってきた。風邪? それなら病院だ。スポーツで体を痛めた? それなら病院だ。傷を縫う? それなら絶対に病院だ。

この数年、ほぼ保険なしに暮らしてきた私は、ほかに選択肢がないときは、けっこう自分でなんとかできるものだと学んだ。

これを家族や友人に見せたところ、いろいろは反応が返ってきた。父(田舎育ち)は素晴らしくためになると言ってくれた。そのほかの人は、こんなクレイジーなことをするぐらいなら1,000ドル以上払うと言った。医療行為を自分で行うことを提案することさえ、(一部の人には)タブーなのだと知って衝撃を受けた。

みんなはわからないが、私は僻地を旅するときは瞬間接着剤を持っていくようにしたいと思う。どう思う?

– Stett Holbrook

(日本語版編集部から:本記事の掲載は怪我の治療を自ら行うことを推薦する意図ではありません。医療機関にて適切な治療を受けることをお薦めします)

原文