Science

2013.07.12

八谷和彦さん個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」は明日13日から

Text by tamura

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「OpenSky」は、メディアアーティスト・八谷和彦氏が2003年より開始した「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」です。機体の基本設計、実験機の制作、低高度の試験飛行を経て、ついに2013年、ジェットエンジンを搭載して飛行テストを開始します。

八谷和彦氏は3331と地域との繫ぎ手となるコミッションワーク・アーティストでもあります。これまで羽ばたき飛行機を飛ばす「空フェス!」や、3.11直後の放射能測定をめぐる混乱に対処する「ガイガーカウンター・ミーティング」などを開催。そして本年ついにメインギャラリーで個展開催となります。

「ニコニコ技術部やMakerムーブメントのように”大人げない大人が本気を出して作ったもの”がおもしろい」そう語る八谷氏の言葉を体現するように、会場には「OpenSky」で制作されたグライダーや自作航空機が登場。

また、自らの手でロケットを開発し、最終的には宇宙征服を企む謎の秘密結社「なつのロケット団」による、民間ロケットプロジェクトの展示も同時開催します。

八谷和彦 個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」
日程:2013年7月13日(土)~ 9月16日(月・祝)
休場日:毎週火曜日、夏期休暇(8月13日~16日)
時間:12:00~19:00(最終入場18:30)
会場:3331 Arts Chiyodaメインギャラリー
入場料:大人500円、大学生・高校生300円、中学生以下無料
同時開催:「すすめ!なつのロケット団」

展示の詳しい内容はウェブサイトにてご確認ください。ちなみに本展覧会のメインのデザインはMAKE関連書籍のデザインを担当している中西要介さんが担当しています。