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2014.11.23

電子編み機のワークショップで、複雑なデータを編み物体験!―Maker Lab Nagoya[MFT2014レポート]

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写真を編み機の模様にする!?

いよいよ始まったMFT2014。熱気あふれる会場では、特設ステージでのプレゼンテーションやワークショップ、展示とさまざまに楽しめる。

ブースを巡っていた筆者が、ブース上の巨大な物体にギョッとして足をとめてしまったココ。モノは「編み機」。なんと電子編み機をハックして、写真のデータを模様に編めるというものらしい。機械編みというと最近はあまり聞かないが、30〜40年前頃にけっこう流行っていた。昔、母親がやっていた、なんて記憶がある方も多いのでは?

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電子編み機をハックした宮田さん

今回の展示は、編み機に出会った宮田明日鹿さんが、「編み機をハックしたい!」と名古屋のFabスペース「Maker Lab Nagoya」に駆け込み実現したもの。該当の編み機はフロッピーディスクを搭載したものだったので、そのコネクタをPCにつないでデータを送っている。プログラムは松岡貴志さんが担当。機械編みのデータは200ピクセル程度の解像度。それが編み物になるとほどよい味に仕上がる。

この編み機は、その場でワークショップが体験できる(1000円)。時間は15分程。すでに編み機側に何パターンがデータが送られており、模様にする写真と毛糸の種類を選ぶだけ。

筆者も体験してみたが、意外と筋力がいることに驚きつつも、仕上がりに大満足! 機械編みの魅力にハマりそう。事前申込み不要なので、ご興味のある方はぜひ、「Maker Lab Nagoya」ブース(8-10)にお立ち寄りを!

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ワークショップで体験できる(筆者体験中)

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出来上がり! 最終的にはスチームアイロンをかけて伸ばす

– 大内 孝子


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