Electronics

2014.12.03

Raspberry PiとArduinoでホームオートメーション

Text by kanai

Home automation made easy with the help of Raspberry Pi and Arduino
Raspberry PiとArduinoでホームオートメーションは簡単にできる。

Raspberry PiとArduinoを組み合わせれば、スタートレックに出てきたトライコーダーのようなものから生ビールサーバーのインターフェイスまで、いろいろと面白いことができるというのは、誰でも知っていること。あるInstructablesの会員(Electronichamsters)は、これらを使って拡張性のあるホームオートメーションのプラットフォームを作ろうと考えた。家の外と中の、ほぼあらゆるものをモニターするというものだ。

このElectronichamstersのUber Home Automationは、ブラインドや照明を自動制御するという単純なものではない。水漏れや大きな音などを監視し、さらに郵便物が配達されたこともユーザーに知らせてくれる。このシステムは、安価な無線センサーノード(赤外線、熱、光、音など)を搭載し、モニターしたいところに簡単に置けるようになっている。これらのノードからのデータは無線ゲートウェイとEthernetゲートウェイ(Arduino Uno)を通ってRaspberry Piに送られる。

Electronics basic design schematic gives users a rough idea of how the platform works
プラットフォームの基本的な仕組みをざっと解説するとこうなる。Step1a:安価なセンサーをいろいろArduinoに接続する。Step1b:4ドルのRFM69無線トランシーバーをArduinoに接続する。Step2:2つのゲートウェイ用Arduinoにゲートウェイのスケッチをダウンロードする。Step3:Raspberry PiにOpenHABをインストールする。

そして、Raspberry Piはデータをインターネットにアップロードし、ユーザーはそれをスマートフォンを使って見る。さらに、何か異常があればメールで通報が入るので、ウェブカメラを使って家の様子を目で確認することもできる。システム全体にかかったコストは270ドルをちょっと超える程度。ただし、Raspberry Piは含まない。詳しい作り方を知りたい方は、Instractablesを見てほしい。部品リストやコードもそこにある。Instructablesのページはこちら

Ahh... the adhoc project enclosure... It may look crude but this sound sensor is very effective and can be placed anywhere
なるほど……、即席プロジェクトらしいケース……、見栄えは悪いが、サウンドセンサーは非常に効果的で、どこにでも置けるのが利点だ。

原文