Electronics

2015.03.11

いらなくなったスキーから弓を作る

Text by Jeremy Cook
Translated by kanai

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冬も終わりが見えてきた。今シーズンで引退させようと思っているスキーをどうするか。または、スキーよりもアーチェリーをやりたいと思ってるかも知れない。どちらかはともかく、スキーから弓を作るテクニックを紹介しよう。もともとはクロスカントリー用のスキーを使っていたのだが、ダウンヒル用のスキーのほうが剛性が高く性能のいい弓ができるようだ。

このスタイルの弓は「テイクダウン・ボウ」と呼ばれている。狩りへテイクダウン(持って行く)からではなく、不要なものを分解(テイクダウン)して作り直した弓だからだ。このタイプの弓の心臓部は「ライザー」だ。手で握る場所であり、スキー板がしなるように固定する場所だ。この弓の場合、複数の木材を接着剤で貼り合わせ、この形に成型されている。適当な木材があれば、無垢材のライザーも作れる。貼り合わせた木材でも、磨き上げてポリウレタンで仕上げれば、なかなか見栄えがいい。

ギャラリーで見られるとおり、スキーはサイズに合わせて切断する必要し、弦をかけるためのくぼみを付ける必要がある。自分で作ってみたいと考えている人は、下のビデオをぜひ見てほしい。スキーがないときは、スケートボードからも作れるよ

原文