Fabrication

2015.09.04

赤ちゃんレイア姫のためのスピーダーバイク

Text by Sophia Smith
Translated by kanai

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『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの逆襲』に、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫が帝国軍のスカウトトルーパーから逃れる有名なシーンがある。74-Zスピーダーバイクに乗ってエンドアの森の中を疾走し、2人を追う敵兵が巨木に衝突して爆発する。

あの名シーンに敬意を払い、オーストラリアのMakerパパ、Tez Gelmirは、娘の最初の誕生日にスピーダーバイクを作ることにした。素晴らしいお父さんだ。誇り高きナード父さんなら誰でも、自分の若きパダワンのために、銀河の平和を守るための装備を揃えてやろうと考えるのは当然だ。

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これまでにも、スピーダーに関するプロジェクトをいろいろ紹介してきたが、これは本当に細かい。つぎ込まれているスキルの幅の広いこと。まさに、アルデラーンの姫に相応しい作品になっている。これを完成させるためには、Gelmirは、3Dモデリング、3Dプリント、木工などに加えて、裁縫、塗装、電子工作といった知識を総動員させる必要があった。

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Gelmirは、このプロジェクトを、スピーダーバイク本体、ロッキングベース、エレクトロニクスの3つに分けて考えた。バイク本体の部品の大部分は3Dプリントで作った。合板で作るベース部分は、バイク本体と娘の重量からバランスを推測して作らなければならなかった。エレクトロニクスに関して、Gelmirはこう話している。「単純な555タイマーでブラスターのLEDを点滅させて、サウンドの録音と再生は、別のプロジェクト用に作って置いてあったモジュールを使いました。パワーセルのタービンは、簡単な回路で、自動車のウォシャー液用のポンプの小さなDCモーターを使っています」

ベース用のテンプレート、バイク用のSTLファイル、その他、Gelmirが記録した非常に細かい資料が彼のInstructablesページで見られる。

このスピーダーバイクのかわいいデモ映像は、下のビデオを見てほしい。(3DPrintより)

[原文]