Fabrication

2018.03.22

3Dプリンターで作るレースシミュレータ用ステアリングホイール

Text by Takumi Funada

Harmonia氏が挑戦した3Dプリンターによるレースシミュレータ用ステアリングホイールの製作動画。こう作れば、強度と精度を併せ持つヒューマンインタフェイスデバイス(HID)が実現できる、というお手本となるレポートだ。

フィラメントにPolyMax PLAという強度を確保しやすい製品を使用。出力時間は、主要部だけで30時間。ネジポストのように、さらなる強度が必要な部分はエポキシパテで補強し、表面にはエンジンウレタンを塗布している。

27個のスイッチと7個のロータリエンコーダには、透過型のツマミがつけられ、点灯時がとても美しい。USBインタフェイスはBBI-32というゲーム用HIDの世界でよく使われるものを採用しているようだ。

出来上がったもののかっこよさは動画の後半で確認してほしい。