Fabrication

2018.03.26

息子が描いた絵を3Dプリントでおもちゃにしてプレゼントした父親。彼のテクニックであらゆる2Dアートが3Dオブジェクトに変換できる

Text by Gareth Branwyn
Translated by kanai

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もう何年も前から、子どもが描いた絵を3Dアートやアニメーションにするというアーティストたちのプロジェクトがネット上で話題になっているが、I Like to Make StuffのBobが公開したこの動画では、息子が描いたロボットの絵を、クールなおもちゃとして3Dプリントしている。この技を使えば、あらゆる2Dアートを3Dオブジェクトに変換できるに違いない。

Bobは息子の絵をスキャンして、Fusion 360で3Dオブジェクト化した。それをパーツに分解して3Dプリントし、表面処理をして色を塗った。このおもちゃを突然プレゼントされた息子の大喜びする顔(そしてハグ)には、何物にも代えがたい価値がある。

この動画の中には、いくつか役に立つ技が見られる。Bobは仕上げに自動車用のプラサフを重ね塗りして紙やすりで磨いている。それにより、とても滑らかで頑丈な仕上がりになった。また、各パーツのジョイント部分は、ぴったり入って、動かしたときの抵抗も調整できるように、紙やすりで削ることを考えてキツめにプリントしている。

原文