Fabrication

2018.03.30

ローズエンジンの精緻な美しさ

ローズエンジン旋盤(複雑なカム仕掛けで幾何学模様を彫ることのできる旋盤)のことをすでにご存知ならば、それがいかに素晴らしいマシンであるかをほめたたえる私の話なぞ読まずに、下の動画を見ていただいてかまわない。つい最近これを知って興奮状態にある私のことを、どうかお許し願いたい。

昨年のMaker Faire Parisは本当に楽しかった。なかでも私の心が惹きつけられたのは、Ettoというグループが展示していたアンティークなローズエンジンだった。遠くから見ても、このマシンの絶対的なゴージャス感が伝わってくる。

Electronics

2018.03.29

KiCad実習テキスト公開中

去る3月25日、西院で行われたNT京都の様子をtwitterなどで観た人は多いと思います(#NT京都)。小坂貴美男さんは出展者として、会場で楽しむ予定でした。しかし、直前に自転車から落車し、鎖骨を骨折。入院となり、参加は見送り。頒布予定だった「KiCad実習テキスト」は日の目を浴びる機会を失いました。

それでも、「そのままお蔵入りにするには惜しい」と考えた小坂さんは、病院のベッドの上でサイトを更新しウェブ頒布を開始。現在、下記のページより、PDFファイルをダウンロードして誰でも利用することが可能です。

Crafts

2018.03.28

小商い(スモールビジネス)をmakeする — COFFEE&CO. 代表 岡田裕二さんインタビュー

編集部から:この記事は、小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に取材・執筆・撮影していただきました。

読者の中で日常的にコーヒーを飲むという人は多いだろう。なんとなく飲むという方から、焙煎やドリップ、シングルオリジンのコーヒー農家について何時間でも語れるという方まで、一口にコーヒーを飲むと言っても様々な関わり方があるだろう。そうしたさまざまな関わり方のあるコーヒーという世界において、スペシャルティコーヒーのオーダーメイド焙煎専門店という新しいビジネスを立ち上げたメイカーがいる。

Crafts

2018.03.27

可愛らしいカササギの木彫パペット

先日、Instagramを見ていたとき、美しい木製のカササギと目が合った。それがなんなのか、理解するまでに少し時間がかかったが、木材から彫り出されたパペットだと判明した。私は作者のClaire Brooksに連絡を取り、詳しい話を聞いた。

私は木彫はほとんどやったことがなく、このカササギは私が生涯に作った2つめのパペットです。イギリスのサウスデボンで活動しているPuppet Craftのパペット作家、John Robertsとともに、2週間かけて作りました。彼は高名なパペット作家であり人形使いでもあります。

Fabrication

2018.03.26

息子が描いた絵を3Dプリントでおもちゃにしてプレゼントした父親。彼のテクニックであらゆる2Dアートが3Dオブジェクトに変換できる

もう何年も前から、子どもが描いた絵を3Dアートやアニメーションにするというアーティストたちのプロジェクトがネット上で話題になっているが、I Like to Make StuffのBobが公開したこの動画では、息子が描いたロボットの絵を、クールなおもちゃとして3Dプリントしている。この技を使えば、あらゆる2Dアートを3Dオブジェクトに変換できるに違いない。

Bobは息子の絵をスキャンして、Fusion 360で3Dオブジェクト化した。それをパーツに分解して3Dプリントし、表面処理をして色を塗った。

Electronics

2018.03.23

Raspberry Pi 3 Model B+ 登場

3月14日の「パイデー」(円周率が3.14159……だから)に、Raspberry Pi財団は新しいモデルを発表した。発売から2年が経つ標準機のアップグレード版「Raspberry Pi 3 Model B+」だ。Pi 3 B+はRaspberry Piプロジェクトの事実上の新しい標準機となるようだが、Pi 3から即座に乗り換える人はそう多くないかも知れない。フォームファクター、ピン配列、ポートはすべて現状のPi 3と同じで、中身の性能だけが変わっている。

Crafts

2018.03.23

発酵シーンに変革をもたらすFood Makerたち

シンガポールからアメリカ、そしてヨーロッパ全体に向けて、Edible Innovations(食べられるイノベーション)は、生産から流通から販売までのあらゆるステージで世界の食料システムを改善しようと考えるFood Makerたちを紹介しています。私たちといっしょに、この産業の大きな流れを、Makerの視点で探ってみませんか。優れた教育的な核を持ち、未来への偉大なる挑戦のための主要なツールとしてフードイノベーションを推進するFood Innovation ProgramのChiara Cecchiniが、世界のFood Makerたちの顔、話、体験を紹介します。

Fabrication

2018.03.22

3Dプリンターで作るレースシミュレータ用ステアリングホイール

Harmonia氏が挑戦した3Dプリンターによるレースシミュレータ用ステアリングホイールの製作動画。こう作れば、強度と精度を併せ持つヒューマンインタフェイスデバイス(HID)が実現できる、というお手本となるレポートだ。

フィラメントにPolyMax PLAという強度を確保しやすい製品を使用。出力時間は、主要部だけで30時間。ネジポストのように、さらなる強度が必要な部分はエポキシパテで補強し、表面にはエンジンウレタンを塗布している。

27個のスイッチと7個のロータリエンコーダには、透過型のツマミがつけられ、点灯時がとても美しい。

Kids

2018.03.20

義手の代わりに筋電位で操れるバイオニックNERFを装着した男

高度な技術や義手は実用的でなければいけないと、誰が決めたのだろうか。エンジニア集団、HackerloopのValentinは、ただカッコイイだけの義手があってもいいじゃないかと教えてくれた。

NERFの撃ち合いでは、腕が1本しかないNicholas Huchetは簡単にやっつけられると冗談半分に話していたとき、Nicholasのために、誰もが羨むバイオニックNERFを作ったらさぞ楽しいだろうということになった。

Fabrication

2018.03.19

超音波クリーナーを超音波ナイフに作り変えた動画で見ることができるティンカリングの楽しさと大切さ

YouTubeチャンネル、This Old Tonyで公開されているこの動画は、近年でもっとも刺激を受けたものの1つだ。変な話だが、結果として失敗に終わるところが、また面白い。

Tonyは超音波クリーナーが大好きで、その仕組みを知りたいと思っていた。この超音波を発生するハードウェアを、何か別の目的に使えないかと考えたからだ。そこで、60ドルのクリーナーを買って分解して、内部の構造を調べた。彼は超音波の特性について、詳しく説明してくれている。