Crafts

2017.04.17

食べられるイノベーション:マイクログリーンを育てるキット「MicroGrow」と「Seed Quilt」

シンガポールからアメリカ、そしてヨーロッパ全体に向けて、Edible Innovations(食べられるイノベーション)は、生産から流通から販売までのあらゆるステージで世界の食料システムを改善しようと考えるFood Makerたちを紹介しています。私たちといっしょに、この産業の大きな流れを、Makerの視点で探ってみませんか。優れた教育的な核を持ち、未来への偉大なる挑戦のための主要なツールとしてフードイノベーションを推進するFood Innovation ProgramのChiara Cecchiniが、世界のFood Makerたちの顔、話、体験を紹介します。

Fabrication

2016.10.12

最先端の調理を生み出す5つの食品プリント技術

このごろは、3Dプリンターで実験を行っていない業界を探すのが難しい。食品業界も例外ではない。食べ物をプリントするなんて、考えただけでも楽しくなるが、そのほかの応用方法も登場している。ロボットシェフなどの目新しいだけのものを超えて、キッチンの形を変えてしまうほどのアイデアもある。

1. 食べられる盆栽

石油由来のプラスティックが、すぐに高度なバイオプラスティックに置き換わったように、3Dプリント食品も、直接的な抽出からより高度なプロセスに変化している。

Fabrication

2016.09.20

ガラスのような仕上がりの砂糖3Dプリント

MITメディアラボがガラスの3Dプリンターのビデオを公開すると、それはVictor Leungの心に火を付けた。彼はそれに大変な影響を受け、砂糖でプリントする3Dプリンターの開発を開始した。砂糖は溶かして層にする。仕上がりはガラスのようだ。

Victorが開発した、溶かした砂糖の3Dプリンターは、カラフルな彫刻を作る以外には特に目的がない。食べるにはあまりにも不健康だ。高温で溶けてしまうし、虫を呼び寄せることもある。しかし、その本当の目的は、3Dプリンターを可能にした技術を深く学ぶための学生教育にあった。

Crafts

2016.08.09

シェフにもハッカースペースが必要な5つの理由

フードハッカー(名詞)
ものすごい食べ物を発見し作り出すこと愛する好奇心旺盛な人、または新しい画期的な食べ物のアイデアのための知識や直感を得たいと思う人。

今はシェフになるには最高の時代だ。私は食べ物と料理をすることが大好きで、ここ数年、さまざまな料理技術や道具がレストランでは一般的になり、家庭でもそれが使えるようになってきていることに大変な魅力を感じている。かつてはハイエンドの化学実験室にしかなかった真空調理器が、今では普通のパン捏ね器よりも安く売られるようになり、だんだん一般家庭でも当たり前のものになりつつある。

Crafts

2016.02.04

Raspberry Piでつくる柔らかローストビーフ

HAMANO TsukasaさんはRaspberry Pi 2で低温調理器を製作しローストビーフを作った。電気ポットをソリッド・ステート・リレーで制御して真空低温調理法を実践している。おいしそうだ。

ソース(コード)や回路図について、下記のページで詳しく解説されている。

cuspy diary – Raspberry Piでつくる! 柔らかローストビーフ♪

PID制御の入門としても参考になりそうだ。

Crafts

2015.12.17

Maker Faire Rome 2015 — パスタの国から食と音楽の革命家Don Pastaが現れた

パスタの国イタリア。昨年のMaker Faire Romeで3Dパスタプリンターが展示されていたように、イタリアで食の話題は尽きることがない。彼らと食について語り始めたら、いくらでも時間を潰すことができる。今日はMaker Faire Rome 2015に現れた食と音楽の革命家Don Pastaについて書こう。今年のMaker Faire Romeで衝撃的だったのは新製品Genuino101のリリースだけではなかった。

今年のMaker Faire Romeでは音楽系のMakerのためのスペースが大きく割かれていた。

Electronics

2015.09.24

食べられるブレッドボードのレシピ

BreadBoard Bakingのプロジェクト『食べられるブレッドボード』の作り方がクックパッドで公開された。

食べられるブレッドボード

2人分の分量と作り方がステップバイステップで説明されている。途中までは普通のクッキーを作っているんだけど、途中から電子部品や回路図が登場する異色のレシピとなっている。みんなも作ったら、つくれぽで報告しよう。

Fabrication

2014.11.10

和菓子 “練りきり” を出力する3Dフードプリンターを高校の授業で開発 ― 東京工業大学附属科学技術高等学校 門田ロボテク [MFT2014出展者紹介]

日本の伝統の和菓子“練りきり”を3Dプリンターで

東京工業大学附属科学技術高校は、日本で唯一の国立の工業高校だ。2年生になると「応用化学」「情報システム」「機械システム」「電気電子」「建築デザイン」の5つの分野を選択し、3年生は各分野ごとにテーマを選んだ課題研究を行う。今年の機械システムのチームが研究テーマに選んだのは、「和菓子を出力する3Dフードプリンター」。ちまたの女子のあいだでは樹脂製の「デコスイーツ」が大人気だが、こちらはちゃんと食べられる生菓子“練りきり”だ。

Electronics

2012.09.07

DIY綿アメ作り機

Terry Jantziはこう語っている。「感動的な動作のマシンを自作しました。不要になったステンレスのボウル、植木用のハンギングバスケット、ガスバーナーを使って、家族や友達が喜ぶいろいろな綿アメが作れます」
プロトタイプから完成品までの流れを見せてくれるビデオの構成がいいね。
訳者から:アメリカには割り箸がないのかー。