Electronics

2013.03.26

Androidスマートフォンを測定器に変えるアプリたち

デジタルマルチメーターやオシロスコープと連携するリッチなユーザーインタフェイスとしてスマートフォンを活用する動きが広がっている。上の写真はSanwaのマルチメーターPC20からデータを取得してグラフ化する専用アプリのスナップショット。接続にUSBアダプタKB-USB20が必要となるが、ハードウェアへの投資は1万円台で収まる。測定値をプロットするだけでなく、値を監視してアラートを表示したり、メールで通知することもできる。現在はベータテスト中で無償だ。

Electronics

2013.03.11

Pinoccio共同創設者 、Eric Jenningsインタビュー

Pinoccio のマイクロコントローラーボード。

Atmelのオープンソースおよびコミュニティのマーケティング部長、Eric Weddingtonは、PinoccioのEric Jenningsの詳しいインタビューを公開した。Pinnoccioは新しいオープンソースハードウェアのメーカーだ。最初の製品は、モノのインターネット(IoT、Internet of Things)分野をターゲットにしたマイクロコントローラーボード。Pinoccioではこれを、「羽の生えたArduino Mega」と呼んでいる。

Electronics

2013.02.19

How-To:Spacebrewで家電をコントロール

1月にCESのIntelブースを訪ねたとき 、彼らは私にSpacebrewを見せてくれた。インタラクティブなものを互いに接続するためのソフトウェアツールキットだ。それはウルトラブックの画面をリンクして、美しい金属の木をブースの一角に作っていた。Rockwell Group’s LabのスタッフがこのIntelの木に生命を吹き込み、Spacebrewを開発した。彼らは、Arduinoに接続したPowerSwitch TailとProcessingを走らせたコンピューターを使って、Spacebrewで交流家電をコントロールする方法のチュートリアルを公開している。

Fabrication

2013.01.22

フォードが開発者とハッカーに対してオープン化

家電製品がサードパーティーの開発者にオープンになるというのは、Makerにとっていいことだ。フォードのブースでは、Sync AppLink APIとThe Ford Developer Programのデモが行われていた。AppLink APIは、iOSまたはAndroid用のモバイルアプリを作るためのもので、フォードのSync車載音声制御インターフェイスを操作する。これはおもにアプリケーションを市場に出したい開発業者向けに作られたものだが、APIは完全にオープンで、認定を受けるだけで誰もが一般向けにアプリを開発できる。

Electronics

2012.12.28

このハックでRapsberry Piを持ち歩こう

Parts-People.comの創設者でありCEOのNathan Morganは、素敵なポータブルRaspberry Piエンクロージャーを開発した。これには液晶画面、バッテリーパック、外部記憶装置、キーボード、トラックパッド、WiFi、Bluetoothが装備されている。それだけじゃない。ケースは3Dプリントなのだ。このプロジェクトの記事では、自分でも作りたいという人のために、詳しい作り方、パーツリスト、ブロックダイアグラム、ケースのSTLファイルが公開されている。

Electronics

2012.12.19

How-To:ソーラーパワー式Raspberry PiのFTPサーバー

Raspberry PiハッカーのCottonpickersが製作したこのビルドは、3Dプリントして手で組み立てたケースに収まっている。これが、300mAのソーラーパネルの裏に取り付けられているのだ。ケースの中には次のものが入っている。

* いちいち線を引っこ抜かなくてもオフにできるスイッチ(しかしスイッチを切っても充電は続けられる)。
* 太陽光でバッテリーに充電されている状態を示す青色LED。
* 電話など他のデバイスにも充電できるUSBソケット。

Electronics

2012.11.05

How-To:タイプしながら自然と接する方法

この美しい改造キーボードは、 ITPでの私の級友 Robbie Tiltonの作品。「デジタルファブリケーションのためのデザイン」というクラスでこれを作った。彼はこれをNatural Keyboardと呼んでいる。私は、木と苔でコンピューターキーボードを作ろうと考えました。現代の技術製品の形は冷たくて生命を感じさせないため、これを作りたいという情熱が湧いたのです。ガラスと金属とプラスティックで作られたテックガジェットに囲まれていると(社会全体がそうだと思いますが)、私たちは常に自然から距離を置いていることになり、見た目にクリーンだが、同時に見た目に味気なく、触れてみたいと思えない物のデザインに引き込まれていきます。

Electronics

2012.10.11

KindleBerry Pi

先日ヨーロッパを訪れた際に、BC OSSの愛好家、Gef Tremblayは旅に連れて行った最低限のキットから、KindleBerry Piと彼が名付けたシステムを作り上げた。KindleとRaspberry PiをUSBでネットワークして、GNU Screenを使ってターミナルを 多重化している。普段から彼はKindleを単能端末として使っているのだが、なにがいいって、QWERTYキーボードが使えることだ。Kindleで3Gが使えるというわけではなさそうなので、本格的なモバイルとは言えないが、即席で作り上げた彼の知恵と機転は最上級だ。

Electronics

2012.09.22

ProcessingでつくるAndroidプログラミング入門(さがまちコンソーシアム大学10月講座)

相模原・町田に大学と大学と地域の連携・協働の活動を行っているさがまちコンソーシアムにて、Processingを使ったAndroidプログラム入門講座が開催されます。
Processingというフリーのソフトウェアを用いて、絵を書いたり、動かしたりするプログラムをつくります。そのプログラムをAndroid携帯(スマホ)やタブレットでそのまま動かしてみます。つくったプログラムはAndroidアプリとして、人に見せたり、一緒に遊んだり。自分だけのAndroidアプリを作って楽しみましょう。

Electronics

2012.09.05

Makey Awards 2012 ノミネート 07:Raspberry Pi – もっともハックしやすいガジェット

ケンブリッジ大学のComputer Laboratoryで生まれたRaspberry Piは、技術の世界に嵐を巻き起こした。今年の初めに発売されて以来、この35ドルのクレジットカードサイズのLinuxコンピュータは品薄が続いていた。注文したMakerは何週間も待たされた(何ヶ月ということもあった)。価格もさることながら、ボード好きな人々がそこまで忍耐強く待つことができた理由が、Raspberry Piのどこにあるのだろう? それを考える前に、Raspberry Piの対象ターゲットを見てみよう。