Electronics

2008.09.05

運動式充電器

CleanTechnicaの発表によると M2Eの運動を電気に変えて充電するポータブル充電器が来夏に発売される。運動エネルギーシステムは、磁場を導電物質が通過するとき、導電体の速度に応じた電圧が発生するというファラデーの法則を応用した充電器です。このシステムでは、導電体はコイルです。このコイルに対して磁石のほうが動く仕組みになっており、充電器本体が動くごとに電気が起こり、コンデンサーに貯えられます。論理回路により電気はリチウムイオン電池に充電され、利用できるようになります。

Crafts

2008.07.02

Image Fulgurator – 他人が撮影している写真に何かを写り込ませる

ベルリンを拠点に活動するアーティスト、Julius von Bismarck(今年のArs Electronica FestivalでGolden NICAを受賞)が開発した “Image Fulgurator” は、写真を物理的にいじくって、撮影対象物にメッセージを書き込むというデバイス。カメラのフラッシュが光ると、それを感知して、瞬間的にメッセージが投影される。その結果は、このリンク先のビデオで見ることができるが、観光客たちが撮影した写真には、変な物が写り込んでいるというわけだ。

Crafts

2008.06.25

ルービックキューブ目覚まし時計で遅刻とさよなら

目覚まし時計が鳴ったのに無意識に止めちゃって大切な会議を寝過ごした、なんてことは二度とゴメンだとお考えのあなた、この賢い目覚まし時計をお試しあれ。この80s cube clockは、パズルを解かないとアラームが止まらない仕組みになっている。だからバッチリ目が覚めて、会議にも一番乗りできるって寸法だ。
80’s Cube Clock[via]
– Jonah Brucker-Cohen
訳者から:パズルが解けなくて会議に遅れたらどうすんだ? ってほど本気のパズルじゃないみたいなんで、よかったね。

Electronics

2008.05.01

ソニーの有機ELテレビを分解する

ソニーの有機ELテレビXEL-1を東京で見たとき、その場で分解したい衝動に駆られたけど、幸い、Bunnieがそれを見せてくれた。驚きの写真をご覧あれ! 彼の記事より -今日、サンノゼで開かれたEmbedded Systems Conferenceを見に行ったんだけど、そこでソニーの有機ELテレビ XEL-1をライブで分解していた。うっとりするようなテクノロジーだ。こんな鮮烈な光景は見たことがない。液晶パネルと違って、画面を突いても曲げても変な模様は現れない。

Electronics

2008.03.19

鼻にツンとくる火災警報機

BoingBoingに、聴覚障害者のための火災報知器に関する興味深い記事が掲載された。ワサビから抽出した刺激臭を利用するというものだ。
滋賀医科大学は、ワサビの匂いで熟睡中の人を起こせるかという実験を、企業との共同で行っている。
聴覚障害者を含む14人が実験に参加した。
この実験では、14人中13人が、鼻が匂いを感知してから2分以内に覚醒した。
とくに聴覚に障害のある人は目覚めが早く、なかには10秒で目を覚ました人もいた。
眠っている人を振動で起こすシステムはすでにあるけど、匂いなら、広いところで物理的に離れて寝ている人たちを一度に起こすことができるね。

Electronics

2008.02.13

アンティーク脳波シンクロナイザー

一般向けに販売された世界初のマインドマシンだ。この金属製のストロボボックスは、ずっしりと15ポンド(約6キロ)もある。現代のLED エンターテインメントグラスより、ちょっと重いかな。
世界で初めて販売された一般向けマインドマシンは、1950年代後半にお目見えした。潜水艦のレーダーオペレーターからヒントを得て作られたという。彼らは、点滅するレーダーの画面を長時間見つめていると、深淵に落ちるような、リラックスした、トランス状態のような感覚になるそうだ。

Electronics

2008.02.04

DIYビデオテープ変換ステーション

Ryanの記事より – Neuros MP4 Recorderの周りに古い機材をいろいろ集めて作ったビデオテープ変換ステーションです。テープを320×240の超高画質に変換します。仕上がったファイルはとても美しいものになります。オマケとして、ZuneでもiPodでも、変換なしにそのまま見られます。DIY Video tape encoding station(英語)- Link
– Phillip Torrone
訳者から:Neuros MPEG4 Recorderってのは、定価130ドル也のデジタル録画機。

Electronics

2008.01.08

OLPC vs Kindle

MikeはO’Reilly Radarに、OLPCとAmazonのKindleとの比較記事を書いている。これらはまったく別のデバイスなんだけど、O’ReillyのSafari(月払い制の電子ブックサービス)の担当者であるMikeは、ご想像どおり、どちらも本を読むための道具として見ている。KindleもOLPCもウェブの閲覧ができるようになっているが、KindleはAmazonのライブラリーを見て購入することを目的に作られたものだ。一方、OLPCにはFirefoxが搭載されていて、まさにウェブ閲覧用に作られている。

Electronics

2007.10.23

Chumby登場!

Chumbyがついに姿を現した! これはすごい! 何枚か写真を並べておいたけど、Chumby っていうのは、つまりはオープンソースのかわいい Wi-Fiお手玉型コンピューターだ。- Link
Chumbyのみなさん、おめでとう! それから、このような製品を、ものすごくオープンな形で(ちゃんと特許もとって)市場に送り込んで売り出すプロセスを見せてくれたBunnyに感謝します。
訳者から: いいなー、これ。ぬいぐるみ感覚でずっとつけっぱなしで置いておいて、インターネットのコンテンツを見るというタッチパネル式のデバイスだ。