Fabrication

2013.04.24

Makerとマラソンランナー

今日は愛国者の日で第117回のボストンマラソンの日だ(日本語版編注:原文は4月15日に掲載されました。筆者により爆発事件に関するコメントが文末に追加されています)。2万7000人以上の人が参加する。ボストンマラソンは、アメリカで最初の、そしてもっとも権威あるマラソン大会だ。しかし、今ではこうしたマラソン大会が世界中で3000回ほど開かれている。今ほど多くの人がマラソンに参加するときはなかった。私は、マラソンと、成長するMakerムーブメントとの関係を研究している。

Fabrication

2013.04.02

知的所有権と自家製造の未来

知的所有権と、安価で分散型の積層造形法の衝突は避けられないものであり、予測が可能だった。これは決定的な戦いのひとつであり、良かれ悪しかれ、世界を変えるものだった。

対立は明白だ。特許と著作権は保護と独占のためにあり、一方、製造が後に続く開発の分野では、アイデアの創造、共有、改良が際限なく続くことが要求される。商標はブランドの管理であり、現実にはアイデンティティだ。その制度はこの分析には含まれない。

これから数年のうちに、この問題は前面に出てくる。従来型の設計や製造業者は売り上げの落ち込みを嘆くことになる。

Electronics

2013.03.21

日本を忘れない ─ 素晴らしいオープンソースプロジェクト

Onyx放射線探知機のプロトタイプ。有機EL画面とタッチボタンを装備。

2011年3月11日 — 史上5番目の規模の地震が日本の東北地方を襲い、15,000人以上の人が亡くなり(日本語版編注:厚生労働省の2012年9月の集計では18,877名)、福島第一原子力発電所の3つの原子炉でレベル7のメルトダウンが発生した。放射能への不安が高まり、ガイガーカウンター(放射線量を測る電離放射線探知機)の販売が急騰した。数十年の歴史を持つガイガーカウンターのメーカー、International Medcomなどは、一瞬にして在庫がなくなった。

Fabrication

2012.11.16

Makerムーブメントの権化:PrintrbotのBrook Drumm

PrintrbotのBrook Drumm
Maker ムーブメントと私たちが呼ぶ現象にはいろいろな特徴があるが、そのなかに、ハードウェアのプロトタイプを安く早く行う能力がある。オープンハードウェアの原則、共同デザイン、クラウドファンドなどはその要因だが、もっとも大きな力になっているのは、安価なコンピューター制御ツールとソフトウェアが簡単に使えるようになったことだろう。こうした一連のツールで何ができるかを体を張って見せてくれる人がいるとしたら、それは PrintrbotのBrook Drummだ。

Fabrication

2012.11.15

Zach "Hoeken" Smithへの5つの質問

彼のブログにも書かれているが、Zach “Hoeken” Smith(blog.zachhoeken.com)は中国にいる。
Zach “Hoeken” SmithはMakerBotの共同創設者だが、18カ月前に辞職し、今は中国の深圳(深セン)に住んでいる。独自のプロジェクトを追求すると同時に、サンフランシスコを拠点にハードウェア企業の立ち上げを支援する団体、Haxlr8rのプログラムディレクターを務めている。私は先日、Zackにインタビューを行い、中国での仕事、MakerBotのこと、オープンソースのことなどを話してもらった。

Electronics

2012.11.07

Heatit – マイクロコントローラーにもっと電流を

Arduinoが汎用電子プロトタイピングツールであることはみんな知ってるけど、高い電流を扱えないという欠点がある。それに対応すべく、デザイナーとプログラマーのチームが、Heatitを開発した。これはオープンソースのボードで、デザインの最終ステージではArduinoをベースにしているが、12ボルト500ミリアンペアの出力を8系統備えている。この出力ピンは、結合させることでさらに大きな電流を得ることができる。

つまり、Heatitを使えば、温度で色が変化する塗料、導電性糸、マッスルワイヤー、レーザーダイオード、ソレノイドといった素材やデバイスが浸かるようになるとうこと。

Electronics

2012.10.26

ティフアナでドローンを作る

先日、私は、地方会議および博覧会のTijuana Innovadoraに招かれ講演を行った。TechShopのMark Hatch、昼は工業デザイナーで夜はドローンプログラマーのJason Short、それにArduinoチームのDavid Cuartiellesも、オープンソースパネルで講演をしていた。その前夜、メキシコの国境を歩いて通過したことが、この旅の予想外のハイライトとなった(反対方向に国境を越えようとする人たちの列は想像以上に長かった)。

Fabrication

2012.10.05

Bre Pettis講演 -「オープンソース消費家電の挑戦」OHSにて

これは、去る木曜日に、ニューヨークのOpen Hardware SummitにてMakerBotのCEO、Bre Pettis(ブリー・ペティス)が行った講演を書き写したもの。 公式に録画されたセッション3のビデオストリームを元にしている。すべての内容はここで見ることができる。Breが登場するのは1:20:41ごろ。
いやあ、大変な1週間だったよ。

(笑い)

私はMakerbotのBreです。先週、このマシンを発表したことで、ちょっとした騒ぎになりました。

Fabrication

2012.10.01

MakerBotのオープンソースと未来に関する種々のメッセージ

この記事(と前編)は、3Dプリンターのオープンソースコミュニティで積極的に活躍しているRob Giseburt の意見記事だ。これは必ずしもMAKEの意見を代表するものではなく、MakerBotがこのほど下した決断や、将来下すかもしれない判断を安易に批判するものでもない。むしろ、オープンソースハードウェア、とくに3Dプリンターに起きた変化が意味することに関する論議を促すことを目的としている。 – Gareth Branwyn
MakerBotからReplicator 2が発表され、MakerBot社のオープンソースのスタンスに関する議論や疑問が渦舞いている。