Kids

2013.11.12

Dewey Mac – スパイ道具を自作する子ども探偵小説

フィラデルフィアに住む小学校4年生の理科教師、Michael Carrollは、初めての小説を発表した。科学と発明が大好きな12歳の子ども探偵、Dewey Macが活躍する話だ。タイトルは『Dewey Mac, Kid Detective and Inventor』。対象は小学校3年生から6年生。Deweyと友だちのChedが探偵事務所を開設し、いろいろな事件を解いていく。その途中で、Deweyはさまざまなガジェットを作って難問を打開していく。マクガイバーのようにだ。

Science

2013.11.11

ドローン・シネマトグラファー、Chris Kippenberger

Chris Kippenbergerは、大好きな自動車や自転車の、その他の方法では撮影に大金がかかるか、または不可能な映像を、DIYドローンを使って撮り続けている。彼にとって、ドローンは単なる商売道具だ。それが目的ではない。Chrisは先週末、Drones & Aerial Robotics Conference(DARC:ドローンおよび飛行ロボットのカンファレンス)で、航空写真の作業グループに参加した。DARCで紹介されたChrisの作品に関する記事を抜粋しよう。

Science

2013.11.08

女性とサイエンス

ニューヨーク在住のアーティスト、Kim Hollemanは、今年のWorld Maker Faire New YorkでTrailer Parkと題する、トレーラーの中に公園があるという作品を展示して、エディターズチョイス賞と教育賞のリボンを6つ受賞した。

女性を科学の分野に進出させることを目的としたレポート、取り組み、コンペ、プログラム、あるいは、そもそもなぜ女性科学者が少ないのか、に関する文章を、私は毎日のように目にしている気がする。

Electronics

2013.11.01

Meet the Makers : ロボットロックバンド「Z-MACHINES」

Z-MACHINESはこれまでにない超絶テクを持つスーパーロボットバンドです。70本の指でダブルギターを演奏する驚速ロボットギタリスト[MACH]。22個のドラムを奏でる未来型ドラマー[ASHURA]、未来の生物を夢想するロボットキーボーディスト[COSMO]。Maker Faireでデモ演奏を披露します。
Z-MACHINESの製作には、過去に何度もMake: Tokyo Meetingに出展した出展者の方も関わっています。今回は演奏だけではなく、その動作に関する解説も行われる予定です。

Electronics

2013.10.30

Meet the Makers : FUKUSHIMA Wheel

FUKUSHIMA Wheelは、自転車にのって町を走ることで、放射線量や湿度等環境データを取得し、iPhoneアプリを通じて情報をオープンデータとして公開するプロジェクト。

ホットスポットの収集や、環境汚染などの各種環境データ収集を、誰にでもできる仕組みにし、取得量のポイント化や、データをソーシャルメディアで共有できる仕組みをつくることで、より持続的な環境活動を行うことを目的としています。

展示は日本科学未来館 会議室2にて。また、11月3日(日)13時から13時20分の間に、プレゼンテーションも予定しています。

Electronics

2013.10.29

3DモデリングソフトBlokify

先月、World Maker Faire New Yorkの3D Printer Villageにて、2人の熱烈にして聡明なMaker、Jenny KortinaとBrett Cuptaに会うことができた。彼らは、コミュニティといっしょに作った最新ソフトBlokifyを発表していた。それは、ブロックで組み立てる3Dモデリングソフトで、子供でも簡単に3Dオブジェクトが作れて、Blokifyのサービスに直接送ってプリントができるというものだ。

Electronics

2013.10.28

ウェブ開発者も来るのか?

今日、私はMakerとは縁のなさそうなところで1日を過ごしてきた。Great British Node Conferenceだ。ご存知ない方のために説明すると、node.jsとはサーバーサイドJavaScriptで、ノンブロッキングI/Oのイベント駆動型JavaScriptプラットフォームだ。今、急速に人気を高めていて、ウェブコミュニティのマインドシェアになっている。

#nodebowlerhat

これが単なるプログラミングのカンファレンスではないことは、最初の講演者であるClock の Paul Serbyの話でわかった。

Electronics

2013.10.25

新しいスポーツ:クレートスタッキング(箱積み上げ競争)

「クレートスタッキング」(箱積み)はゲームだ。上下を逆さまにした牛乳瓶のケースをできるだけ高く積み上げて、その上に立つというもの。ケースの持ち手の穴に足を入れて体を支えつつ、次のケースを積み上げ、バランスを崩してケースを落とさないようにして次の穴に足を移す。そこが難しい。

安全のためプレイヤーはハーネスを付けるため、屋内のロッククライミングやトップロープクライミングに雰囲気は似ている。ケースの段が低いときは、ケースは登り手に投げ上げられるが、高くなるとロープで吊り上げられる。

Electronics

2013.10.24

誰でも楽器作りが楽しめる基板型シンセキットOTOTO

OTOTOはスーパーフレンドリーなカセットテープサイズのプリント基板型シンセキット。Makey Makeyスタイルの端子が12個あって、そこにタッチセンサとなる導体を接続し、演奏する。真ん中の丸い部品はスピーカー。ということは単体で音が出る、のかな。開発はロンドンを拠点とするデザインと発明の会社Dentaku。そのメンバーはYuri SuzukiとMark McKeagueだ。UK版Wiredによると、プロトタイプを使ったワークショップの期間の後に商品化の計画あり。なお、OTOTOは「弟」から来ているとのこと。

Crafts

2013.10.21

子どもの自尊心を持ち上げる99セントの名前ゲーム

数年前、私の友人の娘さん、Kathyは、気分が落ち込んで自分に自信を失っているという話を聞いた。その当時、Kathyはまだ10歳だったのに、わけもわからず、自分自身に疑いを持つようになっていた。母親は、彼女に心を開かせることは難しいと感じていた。小さな子どもには重い問題だ。その辛さには私も共感できる。

私がティーンエイジャーだったころ、そしてティーンの間ずっと、いろいろな理由から、自尊心を失い、気分が落ち込み、生きる目的を見失っていた。しかしあるとき、私は青春の苦悩から、創造性によって抜け出すことができた。