Fabrication

2017.07.05

アンティキティラの機械をリバースエンジニアリングする

「Make:」の外部筆者でもあるClickspringのChrisは、「アンティキティラの機械を復元する」と題されたYouTube動画シリーズを公開している。その中でChrisは、古代の神秘の装置「アンティキティラの機械」を紹介し、解説を行い、それぞれの部品がどのように作られたかを特定するという困難な調査を経て、実際に自分で復元して見せている。その要点は、メカニズムの復元という大変な作業の記録と、もうひとつ、その部品を、現代のものではなく、古代の道具でどのように作られたかを探るところにある。

Fabrication

2017.06.14

1本の2×4から子どものための工具箱を作る

「シングルボード木工」プロジェクトは、楽しくてチャレンジ精神を満たしてくれるプロジェクトだ。材料に制限を加えることで、他では考えもつかなかったような新しいアイデアや技法に出会うことがある。このプロジェクトは、Vintage Wood WorkshopのKyle Bollendorfが娘のLaurelのために作った(彼女も手伝った)ものだが、毎年開催されているSummer’s Woodworking 2×4 Challenge に出展することを考えた。彼はこう話している。

Fabrication

2017.05.26

鋳造を体感できる秋葉原のギャラリーカフェ

5月の急に暑くなったある日、御徒町から秋葉原へ向かう途中、歩き疲れて休憩と水分補給が必要になりました。そのときちょうど目の前にあったのが「アイアンカフェ」。職人が集う高架下のショップ&アトリエ街 “2k540” の一角にある「鋳造」がテーマというお店です。以前から気になっていたのですが、なかなか利用する機会がなかったそのお店。意を決して入ってみたら、予想を上回る徹底した鉄づくし。そしてそれが目にも肌にもヒンヤリしてて気持ち良かったのです。

こちらが御徒町側の入り口。秋葉原側は若干わかりにくいかも。

Fabrication

2017.05.25

八ヶ岳のパン工房をDIY #1 — ガレージ+物置小屋の基礎作り

編集部から:新刊『マイクロシェルター』に関連して、このmakezine.jpに記事を書いていただいている松下典子さんが実際に工房を作った際の経験を3回シリーズの記事として寄稿していただきました。

筆者は、コンピューター関連書籍の編集者/ライターを生業としているが、2015年秋に八ヶ岳にペロンタというカフェをオープンした。それは11年前、八ヶ岳の別荘地と東京のマンションの2拠点での生活を始めたのがきっかけだ。別荘地内にも光回線が開通し、スマホの電波も届く。仕事には不自由はしないが、困るのは近くにカフェがないこと。

Crafts

2017.04.05

デスクトップ完全無縫製自動編み機「Kniterate」がKickstarterキャンペーン中

夜寝る前に、明日着ていくはずだったセーターがまだクリーニング屋にあると気づいたときでも心配なく。デスクトップ完全無縫製編み機にファイルを送っておけば、明日目覚めたころにはセーターが出来上がっている。ただし、間もなく発売される完全無縫製編み機が家にあればの話だ。Kniterateは、言うなれば衣服プリンターだ。あらゆる衣服のデザインと製造が机の上でできてしまう。これはオープンソース編み機(リンク先は日本語版記事)としてスタートしたもので、完全自動化編み機に進化し、そして今、Kniterateチームが製品化のためのクラウドファンディングキャンペーンを立ち上げたというわけだ。

Electronics

2017.03.30

電池式コードレスハンダこて「goot MSD-20」レビュー

3月に発売されたgootの電池式ハンダこて“MSD-20”は2,700円(税込)と気軽に導入できる価格帯。筆者は秋葉原にて2,000円で購入しました。気に入ったので、少しレビューしてみたいと思います。

IoTデバイスを屋外でテストするとき、あるいは電子回路を含むインスタレーションをイベントスペースで設営するとき、ハンダづけで問題を解決する必要に迫られることがあるかもしれません。そんな事態に備えて、AC電源不要のハンダこてが欲しいと思ってました。

Fabrication

2017.03.23

モンキーレンチからネックナイフを作る

KAJI ZEROさんは本職の鍛冶師なのだろうか。本格的な道具と環境で炭火をおこし、モンキーレンチを熱し、打って、研いで、紙がするっと切れるナイフを作り出す。その過程に目を奪われた。

ネックナイフは首に下げて携行する小型ナイフのこと。モンキーレンチのグリップに空いている穴が、ナイフに生まれ変わった後もちょうど良いようだ。別の動画で、鋼材にクロームバナジウムを含むモンキーがナイフ化に適していると説明している。ただし、本来ナイフ用ではないのでカーボン含有量が低く、刃持ちは良くないとのこと。

Fabrication

2017.03.02

手ごろな材料だけでできるポンプの作り方

気体や液体を動かしたいときがあると思います。ポンプを買えばいいんですが、なかなか安くてちょうどいいものは見つからなかったりしますね。でも、小容量のものであれば作れるんです。ミチシルベさんの作例は、無限回転式に改造した小型のサーボモータとシリコンチューブを使うもの。簡単なしくみでかなり高性能なポンプを実現してます。動画ではその方法がわかりやすく説明されている。ラジコン潜水艦のバラストタンクや自動水やり機もこれで実現できそう。

Fabrication

2017.03.01

データを使って究極のサーフボードを作る

サーファーにはみな、それぞれのスタイルがある。ボードに力を伝えるための体の動かし方は、標準的な形から、足を左右逆に置く人もいる。でも、それは小さな違いでしかない。どちらにせよ、水の上でボードと自分の体を前に進めるための行為だ。生まれついてのサーファー、Rob Rennは、そうしたサーフィンの小さな癖をデータ化して、そのスタイルに最適化されたカスタム・サーフボードを作ろうと考えた。Rennはこのプロジェクトを、工業デザインを学んでいるカリフォルニア美術大学の卒業論文の課題として取り組むことにした。

Fabrication

2017.02.27

プラスチックを修復する6つの方法

プラスチック製品の修復は、やったことのない人にとっては気の進まない仕事かもしれない。しかし、替えのパーツがない(たいていそうだ)、締め付けるナットがない、とにかく変形してしまった、割れてしまったなど、そんなときは、プラスチック自体を修復するしか道がない。

プラスチックは、みなさんが思っているより簡単に直せる。熱と圧力を使えば、多くのものを修復することができるのだ。なので、壊れたプラスチック製品を諦めてプラゴミ箱に捨ててしまう前に、ここに示す方法を試してみてほしい。