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2016.11.08

農具を3Dプリントで自作するミャンマーの農家

農業は骨の折れる仕事だ。とくにミャンマーでは重労働だ。その理由は、国民の年間所得が低いこと(600米ドル程度)、インフラが未整備なこと、質の良い農具が手に入らないことなどがある。ヤンゴンで高度な農具を開発して国内の農家を支援している社会事業、「Proximity Designs」のデザイナーとして、私たちの挑戦を紹介しよう。

Proximity Designsのエンジニアが機械工に「ロータス灌漑ポンプ」のプロトタイプについて説明している

私たちが支援している農家と同じく、私たちの仕事も楽ではない。

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2016.11.07

3Dプリンターをハックしたフルカラーのキャンディーマシン

もう何年も前からフルカラーの3Dプリンターの話は出てきている。カラーでプリントしたり、砂糖でプリントするプリンターの記事をここでも何度も紹介してきたが、いまだにそのようなマシンは、コミュニティの机の上に現れない。ところが、ひとつ新しい方法が登場した。Aad van der Geestが、家庭用3Dプリンターをフルカラーまたはフルカラーのキャンディーをプリントできるように改造するキットを開発したのだ。

Colorpodと呼ばれるこのシステムは、使えるようになるまで、ちょっとしたハッキングを必要とする。

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2016.11.02

レーザーカットを行う際の5つの注意点

このほど私たちは、Sculpteoにてレーザーカットサービスを開始した。レーザーカットは正確で、繰り返しの作業に強く、経済的であるとった利点が多いが、いくつか知っておくべきことがある。私たちのサービスを利用するときもそうだが、自宅でレーザーカッターを使うときも同じ注意点を考慮してほしい。

1. レーザーカッターはベクターファイルのみに対応する

単なる絵やベクター化されていないドローファイルでは、レーザーカットやレーザー彫刻はできない。必要な情報が含まれていないからだ。

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2016.10.26

細かい部品の収納を考える

ライターになって、テクノロジーウォッチャーになってよかったと思うのは、自分の好きな分野であれこれ調べて記事を書いて、出版社に送って、それでお金がもらえることだ。いい仕事でしょ? そこで今回は、作業台の上に散らかっている部品や素材やツールの収納方法について調べて、「Make:」読者のみなさんに報告したいと思う。

この記事はまだ調査段階のものだ。私の作業台の上に散乱するプラスティックや紙の容器の中、棚の上、箱の中の部品や材料などを整理するための収納を考えてみたい。どうしていいかわからない物たちが大量にある。

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2016.10.12

最先端の調理を生み出す5つの食品プリント技術

このごろは、3Dプリンターで実験を行っていない業界を探すのが難しい。食品業界も例外ではない。食べ物をプリントするなんて、考えただけでも楽しくなるが、そのほかの応用方法も登場している。ロボットシェフなどの目新しいだけのものを超えて、キッチンの形を変えてしまうほどのアイデアもある。

1. 食べられる盆栽

石油由来のプラスティックが、すぐに高度なバイオプラスティックに置き換わったように、3Dプリント食品も、直接的な抽出からより高度なプロセスに変化している。

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2016.10.11

製造業者と組んでメイカースペースを成長させる8つの方法

2016年の夏にワシントンD.C.で開催されたNational Maker Caucus Panel(全国Maker代表者会議)で、1人の参加者がこう質問した。メイカースペースはどうしたらもっと地元の製造業者から支援を受けられるか、というものだ。

参加者の顔色や前に乗り出す姿勢から、みんなはその答に注目している様子が見てとれた。パネリストは、製造業者が教育的なメイカースペースを支援していることなどを話し、なかなかいい回答をした。だが、大半の人はもっと話を聞きたがっていた。

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2016.09.28

3Dプリンターで簡単な機械を作るメタマテリアル

「3Der.org」に掲載されたHasso-Plattner-Instituteで行った素材の研究に関する記事だ。彼らは、3Dプリントで作る動力を使わないオブジェクトを開発した。彼らはこれを「機械」と考えている。

上の動画は、「メタマテリアル」(内部に特殊な微細構造を持つオブジェクト)の基本を詳しく説明するものだ。その一部を押したり捻ったりすることで、内部の蜂の巣状の構造の各「セル」が歪んで、いろいろな形に作動する(ラッチ、蝶番、リニアアクチュエーターなど)。

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2016.09.27

デスクトップウォータージェットカッター「Wazer」登場

デジタル制御のツールにどんどん手が届きやすくなり、それまで工場などに置かれていた機械がどんどん小さくなって値段も安くなっている。3Dプリンター、CNCフライスマシンなどがそうだ。そして今、Wazerはウォータージェットカッターを家庭の工房に送り込もうとしている。

この新しいマシンは、約30×45センチの作業スペース(ベッド)を持ち、素材にもよるが最大で約25ミリの厚さのものまでカットできるという。カットできる対象はほぼすべての素材だ。そこがウォータージェットの強みとなっている。

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2016.09.20

ガラスのような仕上がりの砂糖3Dプリント

MITメディアラボがガラスの3Dプリンターのビデオを公開すると、それはVictor Leungの心に火を付けた。彼はそれに大変な影響を受け、砂糖でプリントする3Dプリンターの開発を開始した。砂糖は溶かして層にする。仕上がりはガラスのようだ。

Victorが開発した、溶かした砂糖の3Dプリンターは、カラフルな彫刻を作る以外には特に目的がない。食べるにはあまりにも不健康だ。高温で溶けてしまうし、虫を呼び寄せることもある。しかし、その本当の目的は、3Dプリンターを可能にした技術を深く学ぶための学生教育にあった。

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2016.09.14

難しいけどやる価値があるメイカースペースの連合

メイカースペースにいろいろな人たちを招き一緒に働くのは困難だと考えているなら、ホワイトハウスでの会合で盛り上がっている数百人のメイカースペース主催者の仕事を手伝ってみてはどうだろう。

私の前の記事では、大統領のネイション・オブ・メイカーズ・イニシアチブの一貫として、175人を超えるメイカースペース主催者の会合について伝えた。私たちがメイカースペースが直面している課題について話を始めると、多くのグループが話に飛び込んできた。