Electronics

2018.04.27

PiベースのVRヘッドセットで懐かしのDOOMをプレイ

element14の Hack Like Heckコンテストで、Clem MayerはRaspberry Pi(とArduino)を使ったクールなVR装置を作り、あの懐かしのゲーム「DOOM」を没入バージョンでプレイできるようにした。

上の動画では、Clemはこの作品の開発に関して、どこが難しかったのか、どのようにそれを克服したのかなどを丁寧に説明している。最初、Raspberry Pi 3Bでゲームとディスプレイと頭の動きの検知をすべてコントロールさせようと思ったが、結局は、Arduinoでデータを前処理を行い、それをUSBでRaspberry Piに送って処理させる形となった。

Electronics

2018.04.11

あえて3Dプリンターではなくホットグルーを使う筋ジストロフィー患者のためのプレステ・コントローラー改良法

体に障害のある人たちのためのゲームコントローラーの改良を続けて、もう数年になる。その間、私は、早くて、比較的簡単で、でもちょっと不細工な改良法を思いついた。

私がいちばん多く聞かされた不満は、サムスティックのクリックが難しいということだ。知らない人のために解説しておくが、サムスティックは真下に押し込むとボタンとして使えるのだ。

その問題を克服するために、私は小さなモーメンタリースイッチを、どこか別の場所に付けることにした。これはジョイスティックに埋め込まれているものと同じ型のモーメンタリースイッチだ。

Electronics

2017.06.19

alt.ctrl.GDC:ゲーム用自作インターフェイスの新しい可能性を探る展示会で披露された奇妙なデバイスたち

ここはオフィスビルの地下階。停電している。薄明るいランタンの光の輪だけが行く先を照らしている。出口はどこだかわからない。しかも、自分一人ではない。ここには得体の知れない化け物がいるのだ。ランタンの光を案内板に向ける。そこにはSB-132研究室と書かれている。すると、ヘッドセットに通信が入った。「待って。そこで止まって。廊下を右方向に進んで、最後を左よ」廊下を進むが、方向感覚を失ってしまった。彼女は、最初を左と言ったのだったか、最後を左と言ったのだったか、思い出せない。うなり声が近づいてくる。

Fabrication

2014.09.04

3Dプリンタとスマホで作る3Dヘッドマウントディスプレイ

Koike MakotoさんはOculusRiftが欲しくなったけど、品薄で買えなかったらしい。買えないなら作ってしまえ、ということで開発したのがこのスマホベースのHMD。スマホの画面を100円ショップのレンズ2個で立体視する仕組みで、ゴーグル全体は3Dプリンタで出力。ヘッドトラッキング機能もある。ソフトウエアはUnityベース。視野角に限界があるけれど、立体視については「3D酔する程度には、バッチリ立体に見えました」とのこと。

ソースコードを含む作り方の詳細がブログで公開されている。

Crafts

2012.10.02

巨大な3D Ms. Pac-Man

近ごろ開かれたBabycastles Summitで、Museum of Art and Designのスタッフが一部屋まるごと使った3DのMs. Pac-Manインスタレーションを公開した。これは、『塊魂』で知られる高橋慶太のデザインによるもの。プレイヤーは、天井まで使った壁全体のボードに囲まれる形になり、まさに没入型のゲームになっている。

Electronics

2012.05.02

こんなに美しい自家製デバイス見たことない

イギリス人電子工作ホビイストのRupert Hirstが作った空中配線のヘッドホンアンプを12月に紹介したけど、あれはまだ製作の途中だったのだ。あの精巧に組み合わされた回路を、慎重に透明レジンで固めて、ようやく完成したのだ。型は1.5mm厚のボール紙で作り、レジンが流れ込まないようにジャック類を丁寧にシールしてた回路を中に収めた。レジンを流し込んで固めたあと、全体をベルトサンダーで平らに削り、エッジをルータで面取り加工した。最後に、紙ヤスリ、水研ぎ紙ヤスリ、磨き粉で仕上げた。

Electronics

2012.03.28

ビデオゲームの父、ラルフ・ベアは90歳で現役発明家

ビデオゲームの父 ラルフ・ベア(Ralph Baer)の素晴らしい紹介ビデオだ。御年90歳にして、いまだ現役。

「今でも、何かを動かすことから大きな力を得ているよ。ハードウェアを書いて、ボタンを押して、マイクロプロセッサにつなげて、それが動く。ああ、美しい」ラルフ・ベアはビデオゲームの父と呼ばれている。彼が発明したMagnavox Odysseyは世界初の家庭用テレビゲーム機だ。私は、発明家のインタビューシリーズのひとつとして、昨年の夏にこれを撮影した(いずれ本とアプリも出るはずです)。

Fabrication

2012.03.23

Makerビジネス ─ シャキーン! テレビゲームの郷愁漂うライト

タッチセンサのスイッチで点灯し、同時にあの懐かしいゲームの音がする。(写真:Adam Ellsworth)
Makerスペースで湧き出たアイデアから、懐かしい魔法が甦ることがある。これは8bitlitの共同開発者、BryanとAdamのメッセージだ。コンセプトからプロトタイプ、さらに小規模ながら生産体制が整うまでに、彼らは2カ月を要しなかった。彼らのマリオブラザース風ペンダントライトは、間もなく販売が開始される。「シャキーン!」
去年の暮れ、Bryanはレーザーカッターでプロジェクトを切り出したり、建具で遊んだり、勉強したりと盛り上がっていた。

Electronics

2011.06.06

Cansole: Arduinoベースの缶入りゲームマシン

ティンカラー(Tinkerer)でライターのJohn Graham-Cumming(「Geek Atlas」の著者)は、Arduinoベースの缶にピッタリ収まるゲームシステムを作った。左がメインコントローラ(電源スイッチが見えている)で、右がケーブル付きの拡張コントローラだ。左(赤)コントローラには、写真では見えないが「ファイア」ボタンもある。そしてどちらにもパドルスタイルのコントローラが付いている。

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