Fabrication

2013.09.02

10年前にはなかったMakerの仕事トップ10

変革が急速に進んでいる。10年前には存在しなかった仕事で食っていけるようになっているのだ。

1. クアッドコプターの操縦士

ELEV-8クアッドコプター

このごろ、ITP卒業生のメーリングリストには、経験豊富なクアッドコプターの操縦士の求人広告がいくつか載っている。このぶんぶん飛び回るドローンは、商業施設やコンサートやアウトドアイベントなどで多く使われるようになってきている。そうしたイベントの主催者は、その操縦士を求めているのだ。去年、趣味でクアドコプターを始めて操縦を学んだ人たちには、今、プロとして活躍する道が開かれている。

Electronics

2013.08.26

エネルギーのリサイクル:電池無用の無線通信、Ambient Backscatter

Ambient Backscatterを使うと、ユーザーとのインターアクション、本体同士の通信がバッテリーなしで行える。空中の電波を反射させたり吸収したりして、情報を交換するのだ。

すべてのものをスマートにしてネットワーク化するという「モノのインターネット(Internet of Things)」の普及の妨げになっているもののひとつに、バッテリー技術がある。コンピューティングパワーや、最近では記憶容量も加速度的に高くなっている。しかし、バッテリー技術はそれに追いつけずにいる。

Electronics

2013.08.07

Makerムーブメントとは何かを語るショートドキュメンタリー「We Are Makers」

Makerムーブメントとは何か? 家族や友だちからよく聞かれる素朴な質問だ。

思っていることのほとんどすべてを実体に変えることができる新技術の爆発的な発達から説明を始める?
倉庫や図書館やインターネットの中で生まれてきたコミュニティが好奇心と専門知識を結合させたことから話す?
または、あらゆるタイプのMakerを集結させ、知識の共有や創造を行わせている共通の価値観から話すか?

この挑戦が、ツールや人々やアイデアの多様性、つまりMakerムーブメントそのものを称賛するショートドキュメンタリー、We Are Makersを生むきかっけとなった。

Crafts

2013.08.02

Fixperts:修理とは考え方なり

Fixperts創設者、Daniel CharnyとJames Carrigan。

「作る」の原点は修理にある。問題点、必要性、または物事を改善する方法を特定し、それを解決するために何かを作る。なかには、ロボットにもっとレーザーを積みたいとか、カップケーキに乗って走れたらきっと楽しいだろうな、なんていう問題もある。だが、自分や周囲の人たちの思い通りにいかないことが多い。

James CarriganとDaniel Charnyは、Fixpertsという新しいプロジェクトを立ち上げた。

Fabrication

2013.07.19

Ebayが3Dプリントサービスのアプリを発表

急速に成長する3Dプリントの世界に参加するために、3Dプリンターは必要ない。

EbayはiPhone向けに3Dプリント・マーケットプレースを開始する。

オンライン・マーケットプレースでは、3Dプリントを行ってくれる。販売されているオブジェクトを選んで、カスタマイズして、注文をするだけ。3Dプリントされたオブジェクトが数週間後に届く。

Shapeways、Ponoko、i.Materialise、Sculpteoのオンライン3Dプリントサービスはよく知られているが、毎週のように新しいサービスが生まれている。

Electronics

2013.07.08

この3Dマシンはプリンターか「ファーバー」か?

そもそも3Dプリンターは、1986年、3D Systemsの創設者、Charles Hullによって発明された(そして特許が取られた)。彼は、「ステレオリトグラフィー」という名前も考案した。彼の発明にピッタリな名前として考えたのだ (.stlファイル形式もHullが考え出した)。私は、Maker Faire Bay AreaでCharles Hullにインタビューを行い、「ステレオリトグラフィー」が何を意味するのかについて聞いてみた。

3D SystemsのCTO、Charles HullとMAKEのDale Dougherty。

Fabrication

2013.06.26

MakerBotとStratasys合併記者会見の内容

業務用3Dプリンターのメーカー、Stratasysがコンシューマー向け新興企業のMakerBotを買収したという発表は、Maker世界に衝撃をもたらした。今朝、ニューヨークのブルックリンにあるMakerBot本社では、同社の長、Bre PettisとDavid Reisが記者会見を行い、この買収に関する詳細と、急成長する3Dプリントの家庭向け市場に与える影響について語った。

記者会見を始めるにあたって、Pettisはこの好戦的な会社の歴史を振り返った。

Electronics

2013.06.12

なぜMakerムーブメントが続いているのか

このところ、Makerムーブメントが少し混乱しているようだ。人気現象(ポップスターやスマートフォンなど)をメディアが扱うときは、まず次なる大きな流れとして記事を書き、その後かならず、その次なる大きな流れがもう終わるという論調に変わる。今年もまた記録的な入場者数となったMaker Faire Bay Areaでさえ、イノベーターたちを後押しして数々の記録を打ち立てているクラウドファンドでさえ、こんな見出しが付けられてしまう。

Electronics

2013.05.21

新型Arduino RobotをMaker Faire特設Maker Shedで販売

Maker Faireの最大の楽しみのひとつに、新製品の発表がある。今年はArduinoがロボティクス用プラットフォームを発表した。幸運なことに、私は非常に早い時期にこれを手に入れることができた。下の、箱から出すときのビデオを見てほしい。そして私と同じくらいこれを気に入ったら、Maker FaireのMaker Shedで買ってほしい。Arduino Robotは、あなたをロボティクスの世界へお連れします。Robocupジュニアロボティクスサッカーで4回もワールドチャンピオンに輝いたComplubotとの共同開発したこのロボットがあれば、永遠に実験したり遊んだりできます。