Kids

2019.04.05

ソニーのIoTブロック「MESH」の本『MESHをはじめよう』は4月17日発売!

「Make:」から、7つのセンサーやデバイスからなるソニーのIoTブロック「MESH」の本が刊行されます! 著者は、ソニー株式会社MESHプロジェクトリーダーでMESHの開発者である萩原丈博さん、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授の小林茂さんです。

プログラミングでアイデアを形にできるIoTブロック「MESH」。センサーやボタンなどのブロックをビジュアルに組み合わせるだけで、楽しく手軽に新しい仕組みを生み出すことができます。

Kids

2018.12.11

MESHに「MESH STEAMラボ:“車”キット」が付いたセットが数量限定発売

このmakezine.jpの読者やMaker Faire Tokyoの来場者にはおなじみのソニーのMESHに、手を動かしながら考えていく能力が身に付くきっかけとなる「MESH STEAMラボ」が登場しました。その特徴は、「MESHやパーツを固定するためにテープや接着剤を使わなくて良いパーツにし、何度もやり直しすることや失敗することが可能なこと」「キットのパーツは一般に市販されているものを加工してつくられており、発想を広げたいときに、追加の材料の入手が容易なこと」。

Kids

2018.10.16

レゴの町ビルンへ教育施設「レゴハウス」を訪ね、レゴと教育の関わりについて話を聞いた

1年で最も日が長くなる夏至の日、私はデンマークのビルン(Billund)という町にいた。デンマークと言えば、大抵の人が思い浮かべるのは首都コペンハーゲンだが、そこから電車で2時間半ほど行ったところにあるこの町はあまり知られていない。なぜこの町で静かな休日を過ごすことを選んだかというと、ビルンは知る人ぞ知るレゴの町であるからだ。

ある日私は自分が住むバルセロナからビルンへのLCC(格安航空会社)の直行便があり、15ユーロという破格の値段のチケットを見つけた。

Kids

2018.08.01

こどもエンジニアもんだいかいけつアイデアコンテスト受賞作発表! 最優秀作は “台風がこないようにするBOX”「はねかいし風X(エックス)」!

小学生を対象に家族など身近な人や学校、地域、そして世界の問題への関心を高め、自分たちでも解決できるという視点と自信を子どもたちに身に付けてもらうことを目的とした「こどもエンジニアもんだいかいけつアイデアコンテスト」。100を超える力作が寄せられ、その中から受賞作が決定しました。審査員のコメントとともに紹介します。

●最優秀賞「はねかいし風X(エックス)」

「良いアイデアには、技術的実現性などどうでも良くなってしまう力がある。

Kids

2018.07.26

第3回全国小中学生プログラミング大会は9月5日まで応募受付中!

夏休みの課題にプログラミングに取り組んでみるのはいかかでしょうか。

今年で第3回目となる全国小中学生プログラミング大会を開催いたします。2018年7月1日から9月5日を応募期間とし、10月21日に表彰式の開催を予定しています。今年のテーマは 「こんなせかいあったらいいな」。PC・スマート フォン・タブレットで動作するプログラムやアプリ・ゲーム・ムービーなどのソフトウェア、ロボット、 電子工作などのハードウェアであれば使用言語や作品形式は問いません。

Electronics

2018.06.29

13歳のイタリアの少年たちが作ったスマートな次世代自転車「Ardubike」

2018年5月12日、イタリアのボローニャで開かれたSchool Maker Dayで、5人の中学3年生(日本では中学2年生)が「Ardubike」を作って披露した。

IC9ボローニャ中学の教師、Luca D’Agostinoの指導のもと、この5人は30時間(週3時間ずつ)の課外授業に参加し、Ardubikeプロジェクトを進めた。

STEAM(科学、技術、工学、アート、数学)の能力を開花させて磨くことを目的に行われたこの授業では、彼らは次世代の自転車「2.0バイク」にどれだけの安全機能を加えることができるかに驚き、プロジェクトを開始した。

Science

2017.12.25

3Dプリントで科学シミュレーションを生徒に理解しやすくする

何かの概念を理解したいときは、実際の現象を見るのが一番だ。Robert Hemlichは、川が大地を浸食してグランドキャニオンを作り出した様子を生徒たちに見せるために、この3Dモデルを製作した。Robertのモデルは、大きく分けて2つの部分と、補助的なパーツで構成されている。1つめは、みんながよく知っている現在のグランドキャニオンの地形地図だ。硬いPLAでプリントされている。もう1つは、水に溶けるポリ酢酸ビニールでプリントされた川底のモデルだ。これは地形図にはめ込んで使う。

Electronics

2017.12.19

Scratchと現実世界を音でつなぐ「いぬボード」は現在の日本の学校でも導入が容易な入出力拡張ボード

STEM教育では、プログラミングとハードウェアを組み合わせた、フィジカルコンピューティングの中で学ぶことが提唱されている。いぬボードは、子ども向けプログラミング環境Scratchでフィジカルコンピューティングを行うための入出力拡張ボードだ。NHKのEテレで放送中の「Why!?プログラミング」に登場した「ワンだふぉー」というハードウェアの製品版で、価格は1,944円。ほかにUSBケーブルとオーディオケーブル×2がセットになった「いぬボードキット」(2,700円)、ケーブル類とミニブレッドボード、LED×2、ジャンパーケーブル×2付きの「いぬボードをはじめようキット」(3,200円)の3製品がスイッチサイエンスより発売中だ。

Kids

2017.12.06

LED、多彩なセンサー付きですぐに動かせる「micro:bit」は、ブロックエディタとJavaScriptエディタをすぐに切り替えられる開発環境も魅力

プログラミングというと、パソコンやスマホの画面上で動く、バーチャルなソフトウェア、というイメージがあるが、実は、プログラミングは生活の中にあふれる身近なものだ。現代の洗濯機や掃除機、冷蔵庫、電気シェーバーやドライヤーなど、あらゆる家電には、プログラムが組み込まれた小さなマイコンが搭載され、便利な機能を提供している。

STEM教育では、ただ画面上でプログラムをつくるだけでなく、現実のモノを動かし、暮らしに活かせる技術として体験しながら学ぶことが大切だ。

Kids

2017.11.10

「すべての子どもがテクノロジーを使えるように」― Micro:bit教育財団CEO Zach Shelby氏インタビュー

イギリスで100万人の子どもに無償配布されたことで大きな話題を呼んだ(記事参照)、教育用マイコンボード「BBC micro:bit」(以下micro:bit)。英国放送協会(BBC)が主体となって開発したこのボードには、ボタンスイッチ、LED、加速度センサー、光センサー、地磁気センサー、温度センサー、BLEなどが搭載されており、これ1つでさまざまな動きを表現できる。また、ブラウザ上でブロックを組み合わるだけでプログラムを作れる開発環境も用意されており、子どもでもかんたんにプログラミングを習得することが可能だ。