Kids

2016.08.01

プログラミング教育体験などのハンズオンが満載!:MFT2016ゾーン紹介 ―エデュケーション&キッズゾーン

Maker Faireの目的のひとつには、“次世代のMaker”を育てることがあります。今年は、主催者企画「Maker Classroom」と合わせて、子ども向け・教育関連の企画がパワーアップ。特に、作る楽しみをより多くの人に感じてもらうため、気軽に参加できる体験型展示がたくさん登場します。また、このゾーンの各ブースでは、ハンダ付け、クラフト、プログラミングなどをすぐに体験できるハンズオン(ミニワークショップ)を実施しています。

Kids

2016.07.30

「Maker Classroom」では、ナイフから3Dモデリングまで幅広いワークショップを開催。歴代「○年の科学」の付録の展示も[Maker Faire Tokyo 2016はここが楽しい!]

アメリカのMaker Faireでは、「Education Day」を設けて学校単位での団体来場を受け入れるなど、子どもたちにモノづくりへの興味をもってもらうための取り組みに力を入れている。Maker Faire Tokyoにも年々、家族連れや学生の来場者が増えており、昨年の開催では、夏休みの工作のためにワークショップに参加した小学生も多かったようだ。そこで、Maker Faire Tokyo 2016では、東京開催では初の試みとして、教育に興味を持つ人のためのスペース「Maker Classroom」を設置している。

Science

2016.06.07

Science Journal: Googleの最新Androidアプリはアマチュア科学者向けのデジタルノートブック

GoogleはScience Journalをリリースした。Android用の最新のアプリだ。Science Journalはデジタルの科学用ノートブックで、子どもたち(あらゆる年代のアマチュア科学者)がAndroidフォンの各種センサーを使って実験ができる。電話機だけで、音、光、動きが検出でき、科学に簡単にアクセスできる。

アプリそのものは終わりがない。直感的に使えるシンプルな形式のツールが提供されているが、アプリのローンチに合わせて、Googleはエクスプロラトリアムの専門家と提携して、いくつもの実際に手を使ってものを作るプロジェクトを開発している。

Kids

2016.05.31

Maker Faireを存分に楽しむための教師の知恵

好奇心と学ぶ意欲とをあわせ持つ教師は、Maker Faireと大変に相性がいい。同じことを何年間も、いろいろな方法で説明し続けてきたことで、教師は初心者の案内役として十分な訓練を受けている。毎年、私はかならず教師たちに聞くことにしている。Maker Faireを、どのようなプランでどのように見て歩けばよいのか、そのコツをだ。ここに紹介する話は、2016 Maker Faire Bay Area Teacher Teamのメンバーから聴き取ったそのままだ。

教師たちがお勧めする行動……

気まずいことをする。

Kids

2016.04.25

さあはじめよう! 子どもたちにコードを教えるための教材

子どもにコーディングを教えるときには、大人に教えるときは考えもつかないような障害に出くわす。子どもは現実の人生経験に乏しいため、たくさんの類推が子どもたち頭の中をよぎる。抽象的な思考に対処するのは大変なことだ。だから、より具体的に伝えることが必要になる。また、子どもは大変に気が短い。とくにグループになるとその傾向が強まる。即座に十分な報酬が得られなければ、彼らは退屈してボンヤリしてしまう。そうなれば、世界中のどんな講義も彼らの頭の中に何ひとつ有益なものを残さない。

Kids

2016.04.15

Makerムーブメントがインクルーシブになれば、素晴らしいことが起きる

Makerムーブメントでもっとも大きな挑戦であり、またチャンスであることに、いかにアフリカ系アメリカ人やラテン系のコミュニティを巻き込むかという問題がある。元建築家、ライター、プロデューザーであり、現在MITメディアラボに所属するColin “Topper” Carewは、Historically Black Colleges and Universities(HBCUs)と協力して、学生たちに作ったり発明したりする機会を作っている。先日、私はCarewにインタビューすることができた。

Science

2016.03.28

子どもたちの書いたコードを宇宙で動かすAstroPiプロジェクト進行中

先日のRaspberry Piの誕生日を祝う会では、もっぱらAstro Piプロジェクトが話題になっていた。国際宇宙ステーションに送られた2つのRaspberry Piボードからの最初の結果が地上に届き始めているし、イギリスの学校の生徒たちが書いたコードを宇宙で走らせようという新しいコンテストも始まったので、当然だ。

「私たちはRaspberry Piを宇宙に送り込みました。それは1割がエンジニアリングで、9割が書類仕事でした。

Kids

2016.03.18

LittleBitsからSTEAM教育セットが登場

LittleBitsとその磁石でくっつくわかりやすい電子部品は、子どもとその親たちばかりでなく、ブレッドボードを見ただけでも尻込みしてしまう人たちの間で大ヒットしていることは、ご承知のとおり。教育市場での足場をより固いものにするために、littleBits は、3年生から8年生向けの新しいSTEAM Student Setを発表した。おそらく、そのことよりも重要なものとして、littleBitsは、教師向けにそのキットを使った授業のためのカリキュラムのセット、STEAM PDも開発した。

Kids

2016.03.15

「WeDo 2.0」体験編:小学校3年生がブロックとプログラミングで「力」を学ぶ

「WeDo 2.0」紹介編はこちら。

筆者の小3の姪は、レゴブロックで建物や乗り物をつくり、ままごと感覚で遊んでいるが、勉強という感覚はまったくない。ロボットを組み立てて動かすことが、どのように理科の知識に結び付くのだろうか。カリキュラムパックを使って、いくつかのプロジェクトを試してみた。

科学探索機マイロをつくるプロジェクトに挑戦

姪は、もともとレゴ好きのため、食いつきは抜群だ。すぐにケースを開けてパーツを取り出そうとするので、あわてて制止した。WeDo 2.0ではソフトウェアと一緒に使う。

Kids

2016.03.15

「WeDo 2.0」紹介編:小学校の理科の授業との親和性を強化、教職者向けガイドも充実

レゴ エデュケーションは小学生向けブロック教材「WeDo 2.0」を2016年4月1日より発売する。小学校の理科の授業に合わせたカリキュラム構成で、レゴブロックでロボットを組み立て、動かしながら、モノづくりとプログラミング、身近な理科を楽しく学べる教材だ。今回は販売代理店の株式会社アフレルから機材貸出の協力を得て、レビューを行った。

「WeDo 2.0」では、前バージョン「WeDo」のモノづくりとプログラミングを楽しみながら学ぶという要素に加え、小学校の理科の授業との親和性を強化。