Fabrication

2016.03.22

Hasbroが作れない部品を販売する — Nerfブラスターの3Dプリント改造パーツがビジネスになるまで

Justin Kellyは郵便局員にドアを開けた。いつもの集配のはずだった。しかし、今日は郵便局長が同伴していて、一通の書簡を手渡された。シンガポールへ武器状のオモチャを送らないようにという要請だった。さもなくば、犯罪者引き渡しの恐れがあるという。申し立ての内容は厳重なものだったが、彼と郵便局員は大笑いした。数週間前、KellyはNerfブラスターの改造キットをタイに送っていた。そして、シンガポールを通過したとき、税関がそれを見つけた。キットは、ブラスターの電源を強化して、射出力をパワーアップするためのものだった。

Kids

2016.03.08

若きティンカラーのための4つのキットと良質な科学玩具の5つの特徴

ニューヨークトイフェアで見つけた若きティンカラーのための4つのキット

学校でも家庭でも、子どもを自由に散らかし放題にさせることにはリスクがともなう。だから、親の安全地帯を守りつつ、子どもが何かに挑戦できる良質なキットが、ちょうどいい成長の階段となる。すべてのパーツ、すべての説明書が揃っていて、(よくすれば)作ったものの背景にある情報を学ばせてくれる。多少は散らかるだろうが、出来上がるものを考えれば、それだけの価値はあるというものだ。

Kids

2015.11.13

エンドアでのXウィングファイターの戦いを想定したテーブルトップRPG

Beasts of Warに属する仲良しのゲームギークたちがまたやってくれた。この春、びっくりするようなBattle of Hothのゲームと地形ボードを紹介した。イギリスで毎年開かれているSalute 2015ゲームコンベンションに出展されたものだ。今回のものは、ビデオゲームの「Star Wars: Battlefront」と、間もなく公開される新しいスター・ウォーズの映画のシーンからヒントを得て作られた。新しい地形ボードと、Xウィングファイターのための新しいルールをたった1日で作り上げることに挑戦した。

Electronics

2015.06.18

Raspberry PiによるNゲージ自動運転システム

メディアクラフトのNゲージ自動列車運転システム“NATOC”はNゲージレイアウトをコンピュータで制御するシステム。現在はRaspberry Piもサポートしている。上記の動画はそのデモ。RasPiのカメラモジュールを使って車両の位置を検出し、指定の位置で停止させている。Raspberry Pi2(画像処理のため高速な2の使用が推奨されている)にタッチパネル付きLCDを接続してコンパクトなGUIコントローラを作成。タッチ操作で列車の運転が可能だ。技術的な詳細は下記のページで公開されている。

Science

2012.03.07

Kinectのジェスチャーでラジコンヘリを操縦

Forbesのブロガー、TJ McCueは、Kinectのおもしろいプロジェクトを教えてくれた。S107ラジコンヘリをジェスチャーでコントロールするというものだ。これを製作したcdoughty29は、YouTubeにこう書いている。Kinectが私の両手、頭、腰の動きを感知します。この情報はX、Y、Z座標に変換されて、7年生程度の算数で処理されて、シリアルポートからArduino Unoに送られます。Arduinoはこれを、S107が理解できる38KHz赤外線信号に変換します。

すばらしい。

Fabrication

2012.02.23

OK Goの楽器満載カーPV

OK Goの新曲、Needing/GettingのPVだ。自動車が無数の楽器を奏でる。シボレー・ソニックに空気圧で折り畳み式のアームを付けて、特定の音階を出す楽器を、特定のパターンで並べた道を走り、歌に合わせてアームでひっぱたいていく。このビデオを撮影したときに、その音も同時に録音して、その音を歌にミキシングして曲を仕上げたのだそうだ。このPVの一部はスーパーボウルのCMで放映された。

Electronics

2012.01.20

黙想 ── Makingに飛び込む

あなたが自分はMakerだと気づいたのは、いつの時点だった? 創作の心は、何かを学びたい、仕組みを知りたい、改造したいという飽くなき欲求から芽生える。この衝動が早くに目覚める人もいれば、遅い人もいる。あなたは、いつも壊れた自転車を直していた子供だっただろうか。または、家族が買った初めてのパソコンにはまって、何年か後にフィジカルコンピューティングを使って複雑なガジェットを作れるようになるまで、ずっとパソコンにしがみついていた子供だっただろうか。
それとも、すぐに自分のオモチャを分解してしまう子供だったかも。

Fabrication

2012.01.17

ロボットを3DプリントするMy Robot Nationから作品が到着

昨年11月のAnDevCon IIで、私はHorizon CommunicationsのJonathan Hirshonに会った。彼はMy Robot Nationから贈呈されたロボットを見せてくれた。Androidとは関係ないが、たぶん私たちがO’ReillyのブースでMakerBotを展示して小さなドロイド君をプリントしていたからだろう(Thingiverseに掲載されたcasainhoのAndroidマグネットのデザインを使用)。アンドロイドとロボットの違いに関する話は不要だろう。

Science

2012.01.10

生成的組み立ておもちゃ

まずはこの4種類のエレメントで実際に遊び始めました。

ブラウン大学工学部と視覚芸術学部で講師を務める Ian Gonsherが考案した Generative Construction Toy(生成的組み立ておもちゃ)は、レーザーカッターで切り出したはめ込み式のパーツを組み合わせて立体を作って遊ぶというもの。ティンカートイやレゴのオリジナル部品を作って遊ぶのに似ているが、こちらはもっと有機的な感じだ。どんどん勝手に部品を作って遊んで欲しいと奨励しているところが面白い。