Electronics

2015.04.15

スマートウォッチなんていらない。腕に巻くのはエニグマだ。

エニグマは、第二次世界大戦中にドイツで使われていた非常に面白いコーディングマシンだ。デジタル理論がまだ発育段階だったころ、特定のパターンに設定されたローターで、司令部から前線に送られてくる暗号を解読していた。大変に精巧なメカニズムだったが、腕に巻けるほど小さなものではなかった。

オリジナルよりもすごいところは、その機能が腕時計サイズ(やや大きめではあるけれど)に収められてしまった点だ。しかも安価なArduinoを使って。見栄えはとてもいい。鉄製のケースに、ベルトはスクラップの革製だ。

Other

2015.04.10

初の南極 Mini Maker Faire

第1回South Pole(南極)Mini Maker Faireは素晴らしい好天に恵まれ(ニュージーランドから飛行機で南へ12時間)、参加者たちは、氷を使う3Dプリンターや氷点下でのかぎ針編みコーナーやC-130給油ハックなどの展示を見て楽しんでいた。

Maker Faireのプログラムディレクター、Sabrina Merloによると、このイベントは「最高にポジティブで元気」で、気温マイナス57度Cという暖かい晴天にもよらず、「何十人もの人が訪れた」そうだ。

Other

2015.02.16

メイカースペースが開かれた(インクルーシブな)場所であることが、なぜよいことなのか

メイカースペースのコミュニティには、大きな性の壁がある。STEM(理系)分野では、そうした性差による問題がよく現れている。一部には開放的になろうと努力している前向きなスペースがあるものの、かなり苦戦を強いられている。ただし不可能ではない。多くの実例(Artisan’s Asylumの溶接コースやDouble Unionの存在など)が開放的なメイカーコミュニティを実現している。現在、Pumping Station: OneのErica Teslaが同様の努力を行っていることを、私はうれしく思う。

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2014.12.26

Makeオフィスで経験した夏のインターンシップを終えて

私の名前はPierre-Alexandre。フランス人の学生です。

私はMakeで夏のインターンシップに申し込みたかったのですが、Maker Faire Parisをとりまとめた私の伯父であるBertierの口利きで実現しました。ここにその報告をします。

私は7月12日月曜日にセバストポルに到着しました。

最初に感じたのは、カリフォルニアは思っていたより雨や曇りの日が多いということです。

私はMakeの共同創設者、Sherry Hussと一緒でした。

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2014.12.17

ビデオゲームの父、Ralph Baerが92歳で逝去

ビデオゲームの発明者だけに、ラルフ・ベアはいつも笑顔を絶やさなかった。自家製ジョイスティックをいじっているときも、参加型のCATVゲームをデモしているときも、数十年間にわたるモノづくりを静かに振り返るときも、ベアは常に満面の笑みを浮かべていた。彼の業績は、無数のエンジニア、ゲームデザイナー、Makerに影響を与えた。本当に寂しいことだ。

ビデオゲームの父は、12月6日にこの世を去った。93歳の誕生日の目前だった。彼は、90代に入ってからも、ティンカリングやハンダ付けやゲームを止めなかった。

Fabrication

2014.12.16

一から作ったマイクロエンジンとツール

超小型のジェットエンジン。

ミニチュア作りから始めて、ソーラー、スチーム、熱電効果と対象を広げてきた私は、ギリシャ人Maker、JohnnyQ90のYouTubeチャンネルを発見した。そのプロジェクトがすごく面白かったので紹介したいと思う。

彼のエンジンプロジェクトは、極小サイズながら期待どおりに動作するという点に魅力がある。彼はチャンネルの解説で、すべては「一から作られた」と話していて、「かなり根気のいる作業だった」とのこと。そりゃそうだろう。大きめのコインよりも小さなエンジンもある。

Electronics

2014.12.01

PieceMaker Factory:オモチャの未来を覗く

金曜日の夜遅く、私は、これがオモチャの未来だというものを見た。少なくとも、街のトイザらスでは絶対に見ないようなものだ。積層造形法、いわゆる3DプリントはMakerムーブメントでは一般的に知られるようになった。しかし、まだまだそれがなんであるか、それで何ができるのかを知らない人に出会わない日はない。だがそれは、PieceMakerとトイザらスによって変わろうとしている。

PieceMakerにおける私たちの使命は、身の回りの世界をパーソナライズする手助けを行うことです。

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2014.11.07

つくっている人たち[01]─ KIMURAさん

「Maker Faireと私」── KIMURAさんの場合

Makerに話を聞くこのシリーズ、最初の登場は株式会社TASKOのKIMURAさんである。

TASKOは、ステージ、広告、プロダクト、アートの各業界にまたがってものづくりを展開している会社だ。アイドルの電飾衣装やステージ(例えばももクロのNHK紅白とか)、メーカーの企画ものプロダクト(例えば富士ゼロックスの「ドラえもん四次元ポケットproject」とか)、ファッションブランドのPR用プロダクトなど、幅広く制作活動をしている。

Other

2014.11.04

実寸大の「R2-D2」を自宅で製作する ─ R2ビルダーズ・クラブ・ジャパン[MFT2014出展者紹介]

「R2 ビルダーズ・クラブ・ジャパン」が初のイベント参加

R2ビルダーズ・クラブとは、映画『スター・ウォーズ』ファンによる国際的なグループだ。『スター・ウォーズ』に登場するアストロメク・ドロイド、R2-D2を中心としたドロイドのレプリカを製作するための情報共有を目的として、1999年、オーストラリアのデーブ・エヴェレット氏によって設立された。現在、世界に約14万4000人のメンバーがおり、日本にも数多くのビルダーがいる。

R2ビルダーズ・クラブ・ジャパンは、日本在住のビルダーのコミュニティーとして、今年の5月に結成された。

Other

2014.10.07

Makerとして社外活動で学んだことをソニーで活かしたい─ソニー株式会社 田中章愛さんインタビュー(後編)

(前編はこちら)

ソニー本社ビルの1階にある「SAP Creative Lounge」は、新規事業創出部に所属する田中章愛さんが中心となって立ち上げた企業内メイカースペースだ。社員が自由に利用でき、新しい製品やビジネスのアイデアをはぐくむことを期待して設置したもの。このCreative Loungeの発案には、田中さん自身のMakerとしての活動経験が大きく影響している。(写真・文:青山 祐輔)

社内での機材募集の呼びかけで出てきた、年代物の作業机。