Crafts

2022.08.30

おとでん通信 #19|Maker Faire Tokyoのあとに寄ってみよう! 小学生から大人まで楽しめる“図工室”も備えたPanasonicセンターAkeruE(アケルエ)

こんにちは、乙女電芸部です。いよいよ今週末はMaker Faire Tokyo 2022。前回(#18)紹介した「光るマイクロバッグ」ワークショップの準備に勤しんでいます! Maker Faire Tokyo 2022に来場する皆さんに、ぜひあわせて訪れてほしい場所があるので取材させていただきました。2021年に有明にオープンしたミュージアム「AkeruE(アケルエ)」です。

案内をしてくださった株式会社ロフトワークの越本さん

AkeruEは、テクノロジーやアートに触れながら、自分でもクリエイティブなものづくりができる体験型ミュージアム。

Crafts

2020.12.08

バルセロナのFab Labがロックダウン下で進化させる持続可能な自給自足生活

新型コロナウィルスCovid-19の感染数が世界で再び増加し、感染拡大がピークを迎えている。

ヨーロッパでも一番規模が大きいローマのMaker Faireは当初オンサイトとのハイブリッドで12月に開催される予定だったが、先日完全なオンラインイベントに変更されてしまった。各国で飲食店の閉鎖や外出制限などの感染抑制策が行われるているが、同時に経済活動に対する影響への不安も日々高まっている。

しかも問題は経済にとどまらない。パンデミックが労働力や物流に影響を与え、食糧生産が不安定になるという予測もある。

Fabrication

2018.11.22

TechShop撤退後のサンフランシスコにTheShop.Buildがオープン

私は、TechShopが失われた後のメイカースペースの世界を観察してきたが、TechShopの突然の閉鎖から1年が経った今、いい流れが見えてきた。現在、TechShopの閉鎖で行き場を失ったMakerたちの受け皿となるべく、新しい人たちが立ち上がり、有料または非営利のメイカースペースを作り始めている。TechShopで働いて経験を積んだ元従業員も、そうしたスペースに新しい職を見つけている。これは、あのような予期せぬ失敗から立ち直る力がMakerにあることを示す、うれしいサインだ。

Fabrication

2018.10.02

あなたのメイカースペースにポジティブなMakerカルチャーを築くための6つの知恵

場所、機材、工具、寄付、資金を調達するのは、とても大変な仕事だけど、メイカースペースに必要な物資を揃えることなど、Makerカルチャーを作り上げることに比べれば、ずっと簡単だ。

物も人も人間関係も使い捨てを好む今の社会で、どうしたらMakerカルチャーを築くことができるだろうか? 私たちの今の社会は、己の知識をひけらかして、言葉を使ってほかの人たちの才能を蔑んだり、ケチをつけることを良しとしていないだろうか?

非常に難しい問題が山積みであり、みなさんの知識や努力に大いに期待したいところだが、ここにいくつか役に立つ知恵を紹介しておこう。

Fabrication

2018.08.24

メイカースペースは大火災の灰の中から甦る

Foothills Community Workshopは、ノースカロライナ州シャーロットから車で1時間ほどのグラニットフォールズの古い工業地帯にある。最初の6年間は順調だった。会員数は安定し、作業場は最初の約186平方メートルから465平方メートルにまで広がった。賑やかな木工工房、機械工作室、化学実験室、鉄道模型のレイアウト、そしてコミュニティの人たちが気持ちよく集える施設が揃っていた。このスペースは、1万6700平方メートルの広大な織物工場のほんの一角を占めているに過ぎない。

Fabrication

2018.07.20

ショッピングモールのメイカースペースは最高に理に適っている

香港のオリンピアンシティにあるショッピングモールに足を踏み入れると、そこはきらびやかで近代的な商業施設になっていて、万国共通のショップやアウトレットが立ち並んでいる。

ただ、エスカレーターに乗って3階へ行くと、ひときわ目に付く場所がある。3Dプリンターや電子部品やハンダ付けの道具や、しっかりとしたフィルターを装備したレーザーカッターなどが置かれた、独立型のメイカースペースだ。

OC STEM Labという名のこのスペースは、その立地を存分に活かしている。

Fabrication

2018.04.16

メイカースペースの利用者を危険から守るオープンソースの安価な自動識別装置

メイカースペースで、メンバーにどのように工作機械を使わせるか、そこには私が何度も見てきた大きな問題がある。工作機械には危険なものが多く、少なくとも安全性に関する最低限のトレーニングが必要だ。しかし、常にスペースにいてメンバーが機械を使う様子を監視するわけにもいかない。ではどうするか? これまでにも、カードをスキャンして、データベースで認証して、機械を使えるようにするアクセスシステムが市販されていたが、ついにそのオープンソースのシステムが登場したのだ!

Open Source Machine Accessシステムは、その名が示すとおり、オープンソースであり、ほとんどがオープンソースの部品で作ることができる。

Fabrication

2018.01.19

教育現場にメイカースペースが必要な今だからこそ考えたい、予算をあまりかけずに持続可能なメイカースペースを作る方法

サンフランシスコで開かれた2017 STEAMシンポジウム(科学、技術、工学、アート、数学教育のための討論会)に参加して以来、頭の中を素晴らしいアイデアが飛び交っている。そのすべてを捕まえて披露することは不可能だが、そのなかでもMakerのみなさんにお教えしたい価値あるアイデアに、予算をあまりかけずにメイカースペースを開設する方法がある。メイカースペースはホットな流行であるという他に、子どもたちの学習意欲を高める見た目のインパクトがあると、教育界で話題になっている。

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