Electronics

2015.07.08

Solidカンファレンスから:次なるハードウェアは生物?

O’Reilly Mediaが主催するSolidカンファレンスが、今年もサンフランシスコで開かれた。年に1回開かれる催しで、「ハードウェア、ソフトウェア、モノのインターネット」を題材にしている。それは目からウロコの、情報価値が高い、ときとして論争を呼ぶものでもある。今年の内容をいくつか紹介しよう。

MIT Media Lab所長の伊藤穣一が語る、合成生物学に入れ込む理由

合成生物学

伊藤穣一 MIT Media Lab所長は、遺伝子をコーディングしてバクテリアにプリントすることがすでに可能だと話した。

Science

2015.06.04

水中翼の振動を利用する発電機

「水力発電」と聞いて水車の回転運動を連想することが多いと思いますが、この発電機は魚の尾びれのような水平運動によってエネルギーを取り出します。2つの翼をギアで連動させることで、連続動作を可能にしている模様。シンプルで面白い。

この実験を行った津山高専・細谷研究室は、このシステムを受動翼水車と呼んでいるようです。同研究室ではほかにも水中ロボットや環境流体に関する様々な実験を行っています。

Science

2015.04.27

シングルボード宇宙船「Sprite」を搭載する超小型DIY衛星「KiskSat」の打ち上げをNASAが承認

オリジナルのKicksatは、ISS への補給フライト用SpaceX CRS-3で打ち上げられた(写真:SpaceX)

私が初めて寄付したKickstarterプロジェクトは、Kicksat だった。このプロジェクトの創設者はZac Manchester。つまり、少なくともある意味、私がKickstarterに多額のお金を寄付するようになった張本人だ。私は彼を恨むべきではないだろう。いや、彼を許そうと思う。

Kicksatは、新しいタイプの人工衛星を技術的に実証するためのものだった。

Science

2015.01.30

気泡緩衝材ができるまで

Bubble Wrapの気泡は穴あき板から吸い出して作られている。

この発明はノーベル賞ものだ。

Bubble Wrapは、郵便で物を送るときの緩衝材として優れている。もちろん、配達人が箱をサッカーボール代わりに使わなければの話だ。いくらなんでも、そんなときは役に立たない。しかし、大きい小さいに関わらず、あの気泡をぷちぷち潰すときの癒やしの効果は誰もが認めるところだ。そして、それが製造される工程もまた、うっとりするほど面白い。

Science

2015.01.09

宇宙へハードウェアをEメール

3Dプリントしたソケットレンチを手に持つBarry Wilmore船長(写真提供:NASA)

世界初の宇宙の3Dプリンターが去年の9月にCRS-4 Dragonロケットで国際宇宙ステーションへ打ち上げられ、11月の終わりには、その最初のパーツをプリントした。それはちょうど、宇宙ステーションにエスプレッソマシンが届けられたときと同じころだった。

それからプリンターは一生懸命に働き、20個ほどのパーツをプリントした。それは地上に持ち帰られ、地上でプリントした同じものと比較されている。

Science

2014.10.23

産官学でドローンの振興に取り組む組織が発足

一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は日本における無人航空機の産業振興を目指すコンソーシアム。”UAS”はUnmanned Aircraft Systemsの略で、我々がドローンやUAVと呼んでるアレをより一般化した名称らしい。報道によると(Impress)、東京大学、産業技術総合研究所、リコー、ヤフー、ブルーイノベーション、東京航空計器、エンルート、ルーチェサーチなどが参加しているとのこと。エンルートはMaker Faire Tokyoでもお馴染み。

Science

2014.10.10

手作り電気自動車マンハッタンを行く

若さの泉などないなんて、誰が言った? 近ごろのニューヨークの街中は、何台ものテスラやらスマートが走り回って、最新鋭の技術を見せびらかしている(道路の穴を注意深く避けながらね)。しかし、それらより40歳以上も年上で、カナルストリートからバイワリー、ブロードウエイにかけて、路上にある何よりも愛されている車がある。それは何を隠そう、製造ラインから出てきたばかりだ。1970年製フォルクスワーゲンや廃棄されたフォークリフトの部品を使い、完全に電気で走行する車として再び輝く若さを取り戻したのだ。

Science

2014.10.09

有人マルチコプターを空飛ぶ車椅子に

開発者の平野さんは電動車椅子を操作するのと同じ感覚で操縦できる航空機を実現したいと考えている。

私は何よりも空を飛ぶことが大好きな障害者です。事故でケガをする前はハンググライダーやパラグライダーで、事故の後、車いすで生活するようになってからはグライダーに乗せてもらって空を飛んでいます。

顎でコントロールできる複座のマルチコプターを作ることが究極の目標だ。すでに同スケールの試作機が空中に浮かぶようになった。まだかなり不安定な飛行だが、大きな夢が形になるプロセスを垣間見ることができて胸が熱くなった。

Science

2014.09.18

スノーボーダー自動追尾空撮ドローン

印象的な動画だ。ゲレンデを滑り降りるスノーボーダーをクアッドコプターがキレイに追尾し空撮している。プロジェクト名「SoraCam」。機体はDJI F330ベース、フライトコントローラは3DR 2.6、追尾対象のビーコンは自作のもの。フライトコントローラ用ソフトウェアがアーム→離陸→追尾→着陸→ディスアームを自動的に行うとのこと。

ArduCopter3.xをベースに、自動追尾モード(Chaser mode)を追加したソフトウェアがGitHubで公開されている。

Electronics

2014.07.22

テスラタワー復元計画

ロシアの物理学者のチームは、ニコラ・テスラの幻の計画を現代のテクノロジーを使って復活させ、世界規模の無線電源送信システムを実現させようとしている。その資金を彼らはIndiegogoで募っている。

158年前に生まれたテスラは、1902年、ニューヨーク州にウォーデンクリフ・タワーを建設した。彼はこの60メートルのタワーの頂上に設置された巨大なコイルから、電離層を利用して大西洋の向こう側との間で正確に電気的共鳴を調整し、大量の電気エネルギーを効率的に送ろうと考えたのだ。