Fabrication

2017.08.24

3Dプリンタで出力するソーホースブラケット

「ソーホース」と言われても最初は何のことかわからなかったのですが、写真を見たらスグに「あ、それ、私も作りたいです」となりました。この部品はソーホースブラケット(sawhorse bracket)と言われることもあるみたい。角材で4本足の台を作るときに使う金具。ただし、これは3Dプリンタで出力されています。高尾俊介さんがTinkercadを使ってデザインしたもの。ちょうどいい大きさのテーブルが欲しい、というところから始まって、試作を重ねながら設計を改良している過程。

Other

2017.08.23

Maker Faire Tokyo 2017レポート:Prototype to Product—プロダクトをつくるということ

これはMaker Faire Tokyo 2017の特別企画として2017年8月6日に行った80分間のセッションを記事として再構成したものです。(モデレーター・原稿執筆:小林茂[情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授])

現在、さまざまな変化が起きている。例えば、人々の好みの多様化が進み、年代や性別、収入などの属性で人々をカテゴリーに分けて捉えるマーケティングやプロモーションの有効性は低下している。その一方で、インターネットや3Dプリント、AIなどさまざまなテクノロジーの「民主化」は進み、誰でも低コストでアクセスできるようになっている。

Other

2017.08.23

Maker Faire Tokyo 2017レポート:霧のディスプレイ、ぶさかわモンスター、お札を吹き出すATMなど

「もうMaker Faireは1日じゃ全部回り切れなくなったね」会場が広くなって出展数が増えた今回のMaker Faire Tokyoについてそのように語っている人がいた。私は国外のMaker Faireはここ数年で何か所も取材で訪れていたが、海外在住なので実は東京のMaker Faireに来たのは7年ぶり。

東京工業大学を会場にしていた以前を思い出しても、使われている技術はもちろん出展者や来場者の雰囲気も変わったし、やはり子どもや家族連れがたくさん来場するようになったとも聞く。

Other

2017.08.22

Maker Faire Tokyo 2017レポート:提灯・盆踊り・畳・書道・鰹節~日本文化の新たな担い手たち

広く今日の日本で伝統文化に関わる産業はどの分野も多かれ少なかれ衰退している。現代的な暮らしの中で人々の関心が薄くなって需要が減少したり、大量生産品に取って代わられたり、後継者が育たないといった問題があるためだ。厳しい状況にはあるが、今後も日本の文化は時代に合わせて形を変えて残っていくだろう。Maker Faire Tokyo 2017でも日本文化に関連した出展がいくつかあったので、Makerたちが提案する2017年の日本のスタイルを今回は取り上げたいと思う。

Kids

2017.08.22

ボルテックス砲から人が乗れるホバークラフトまで、家族で楽しめる夏休み向けプロジェクト8つ

グループで工作などを行うとき、他と比べて、やけに盛り上がるグループがある。それは家族チームだ。私は、子どものころ母と家の改造をし、父とスキーにワックスを塗るといった生活を送っていた。そうした体験が、私の工具や工作に対する愛情を育てたのだと思う。今は、妻とハッカースペースを運営して、一緒にいろいろな物を作り、全国のMaker Faireに出展している。一緒に作るということで、一緒に幸せになれる。そして、退屈することなく、その良い関係を長く続けることができるのだ。

そこで、家族で楽しめるプロジェクトをいくつか紹介しよう。

Fabrication

2017.08.21

ほんの数百ドルでウォータージェットカッターが作れる?

Ben KrasnowのYouTubeチャンネル、「Applied Science」を見たことがない人は、今すぐチャンネル登録するべきだ。Benは、科学と技術を実用的に活かす最高に面白いアイデアをたくさん紹介している。内容に関わらず、彼はその実験の過程、使ったハードウェア、発見したこと、遭遇した問題点、そこから得られた結論を、丁寧にわかりやすく、筋道を立てて解説してくれる。Benの動画を見ると、自分が賢くなって、周囲の世界がどのように動いているかがわかったような気になれる。

Other

2017.08.18

AdafruitがCircuitPythonへ移行

先日、Adafruitのエンジニア、Scott Shawcroftに話を聞き、私は大いに興奮した。Adafruit製品をCircuitPython対応に切り替えるというのだ。それによる利点も驚きだった。最大の利点は、パソコンに接続すれば通常のUSBメモリーのように認識され、その中にコードをドロップするだけでよいというのだ。IDEも必要ない。こうした機能は初めてではないが、Adafruitの最先端のツールにこれが導入されると聞けば、興奮しないわけにはいられない。

Other

2017.08.18

Maker Faire Tokyo 2017レポート:ソニーのtoioは自分で手を動かして遊ぶ新しい「トイ・プラットフォーム」

toioのコンセプトムービー

この6月にソニーから発表されたばかりの「toio」は「トイ・プラットフォーム」をうたう。数センチ角のコアキューブは「toioリング」と呼ばれるコントローラーの操作やプログラムに従って小気味よく走り回る。1回の充電で2時間ほど稼働する仕様だという。

コアキューブの上面にある突起にはレゴブロックを装着できる。コアキューブをレゴでデコレーションし、自分だけのコアキューブを作って遊べるようになっている。

Electronics

2017.08.17

Sabreberryシリーズの作者さんとお茶してきた

Raspberry Piからイイ音を引き出す拡張基板 “SabreberryDAC ZERO”(前回の記事)の開発者であるタカジンさんにインタビューすることができました。お盆のさなか、品川の喫茶店でいろんな基板を見せてもらいながらの2時間。当初は小1時間の予定だったのが話に花が咲いてかなり超過してしまいました。いちおう念のため前もって説明しておきますと、DACはDigital-to-Analog Converterの略で、ここではRasPiがデコードしたオーディオデータをアンプに渡せるアナログ信号に変換する回路のことです。

Other

2017.08.16

Maker Faire Tokyo 2017レポート:アイロンビーズをどう並べる? 同じテーマに取り組んだ2つのブース

Maker Faire Tokyoには多彩な自作ガジェットが出展される。その中には偶然にも同じ目的のものが見つかることがある。しかし考え方や初期条件の違いで設計は変わり、同じものにはならない。ここではそんな展示を紹介しよう。

アイロンビーズは円筒形でさまざまな色の樹脂のビーズを並べ、アイロンで加熱すると互いにくっつくというもの。ゲームのドット絵を描く感覚でカラフルなアクセサリを作れる。アイロンビーズを細かく配置していくのも楽しみの1つだが、そこを省力化したいと考えて、ビーズを自動で並べる機械を作った人々がいた。