2009.12.15
音でガラスを割る
音でガラスを割る実験だ…ワイングラスの縁を濡れた指で擦るとグラスの共振周波数で共鳴が起こります。このグラスは、関数発生器で作り出したグラスの共鳴周波数と同じ周波数のサイン波を発するスピーカーの前に置かれています。音量を上げていくと、グラスはこの周波数によって振動を始めます。その様子はストロボライトでよくわかります。ガラスにかかるストレスが大きくなると、やがて砕けます。その様子はハイスピードビデオできれいに見えます。
ここで解説:ストロボライトの映像でスクロールして見える線は、ストロボライトの周波数とビデオカメラのフレームレートの干渉によるものです。
2009.12.14
ビデオデッキ型トースター
BBCのThe Young Onesを視てたって感じだな。Instructablesのユーザー、lemonieは、ビデオデッキ型トースターの作り方をまとめてくれた。安全性に関して、彼はこんなコメントを付け加えている。
これを作ろうとする人がいるとしたら(作るべきじゃないけど)、次の注意事項を守ってほしい。
金属部分は必ずアースすること。私はしている。
熱に弱い場所には置かないこと。
これの上に熱に弱いものを乗せないこと。
熱いところには絶対に触らないこと。
2009.12.14
Arduinoで高品質なサイン波を作る
Arduinoで高品質なサイン波を作りたい? Lab3は、Arduino DDS Sinewave Generatorでそれを実現する方法を解説している。このシステムは、ダイレクトデジタルシンセサイザとチェビシェフフィルタを使って、0から16KHzのサイン波を生成するという。3KHz以下の周波数では歪み率は1パーセント以下だそうだ。
これはすごい。でも、何に使うんだ? 調べてみたら、彼らはアマチュア無線の研究会WSPRnetで、地上で、どんなときでも効率的に電波を送る方法を研究しているのだそうだ。
2009.12.11
Peggy 2LE — チビペギー
Evil Mad Scientist LaboratoriesはPeggy 2LEを発表した。Peggy 2LE(小型版)は、大人気のオープンソースLEDマトリクス表示板、Peggy 2 LEDペグボードの小型バージョンです。Peggy 2は大型で、10ミリLEDを 25×25個並べられるように設計されています。Peggy 2LEは、ほとんど同じ構造ですが、5ミリLEDがピッタリ合うように小さくなっています。
新しいPeggy 2LEとは?
Peggy 2LEは、大型のPeggy 2と基本的には同じ機能を備えています。
2009.12.11
ライター式焼き印ごて
8年前、ボクはクッキーカッターとトーチを使って自分に焼き印を押した。父は、それを初めて見たとき、ボクが悪いギャングに連れ去られて、報復のために焼き印を入れられたのだと思ったらしい。父はボクが、現実よりもずっとエキサイティングな人生を送っているものと思い込んでいる。
ともかく、CoryはShapeways blogへのリンクを教えてくれた。そこに、彼らが開発した、3Dプリントによる小粋な焼き印ごてが載っている。普通の使い捨てライターのカバーをこれに交換するだけで使える。
2009.12.11
CupCake CNCを作る — Part 3: エレクトロニクス
いよいよCupCake CNCを組み立てるときがきた。まずは、すべての説明書をよく読むことだ。なかでも、『やっちゃダメ』のセクションは絶対に読んでおくこと。あとで泣かないためにね。
まずは、CupCakeの電子回路からとりかかろう。私は バッチ #8のデラックスキットを購入したので、ほとんどの電子回路はすでに組み立てられている。助かるね。ハンダ付けも楽しいんだけど、今はハンダ付けをすっ飛ばして、早く3Dプリントをしてみたい。
ステッパーボード:
ボードは完成品が入ってくるので、ここではあまりやることがない。
2009.12.10
MTM04 – 音のでる帽子
MTM04では、身につけるエレクトロニクスの世界を開拓している人がたくさんいました。くるくる研究室の原央樹さんもそのひとり。帽子にArduinoとWave Shieldが入っていて、音楽を奏でます。上向きに光センサがついていて、明るさによって曲がかわります。明るいところでは明るい曲、暗いところでは暗い曲、という設定なのかはわからないのですが、そういうこともきっと可能でしょうね。この帽子、電子回路を抜きにして見ても、おもしろかわいい形です。
2009.12.10
OpenSCAD – やっと現れたフリーなCSG CAD
私が最初に3Dモデリングと出会ったのは1999年のこと。フリーウェアのクラシック、POV-Rayだ。POV-Rayの目玉は、仮想三次元シーンをプログラムすると、レイトレーシングアルゴリズムを使って、非常にゆっくりだけど、ものすごく細かいレンダリング静止画像を作ってくれたこと(というか今でもあるけど)。3Dプリンターやその他のコンピューター製造技術には対応していないけど、POV-Rayのクールなところは、少なくともネイティブな実装においては、GUIでもWYSIWYGでもないことだ。
2009.12.09
めちゃくちゃクールなArduiNIXのデモ
MAKE Flickr poolより。
ArduiNIXシールドの、美しいニクシー管の輝きだ。さらなるArduinoとの利用法はFlock of Butterflies(英語)をどうぞ。