Electronics

2010.10.20

distellamap – Atari2600 のコードを視角化

ソフトウェアはコンピューターの命令とデータを混ぜ合わせたものだが、それらがメモリーの中でどのように関わり合っているかを目で見ることは滅多にない。それを視角化したのが Ben Fryのdistellamapだ。いくつかの昔のビデオゲームのコードを例に使って、それがいかに複雑であるか、またプログラマーがどうやって画像要素を整理しているかがわかるようにしてある。さらに驚くべきは、そのコンパクトさだ。たとえば「ピットフォール」は1ページに収まっている。時代がどれだけ進んだかは、この視角化画像のサイズを見ればわかる。

Fabrication

2010.10.20

Berkeley Bionics社のエクソスケルトン – eLEGS

Amanda Boxtelの興奮は人から人へ伝わっている。先日発表されたBerkeley Bionics eLEGSエクソスケルトンを使って公園を散歩したからだ。18年間車椅子に座っていた人にとって、これは大きな出来事だった。
これは同社が軍事用に開発したエクソスケルトン、HULCをベースに作られたもの。近く医療用としての試用が行われる。Berkeley Bionics eLEGSは、リハビリや個人の移動に新たな時代を切り開くだろう。[BotJunkieより]
これは未来の想像ではありません。

Electronics

2010.10.20

世界最大の手で持ってやるヨーヨー

Makeの技術インターンでヨーヨーの達人、Eric Chuがこのビデオを見せてくれた。世界最大の手持ちヨーヨーとのことだけど、犬用のプール2つと、少しばかりの金物で作られている。誰あろう、Dr. Yo-Yoの作品だ。これを実際にスローする場所を探すのが大変だったそうだ。カリフォルニア州チーコにあるナショナル・ヨーヨー博物館の駐車場の屋上という、絶好の場所で行われた。

Electronics

2010.10.19

追悼:ブノワ・マンデルブロー(1924-2010)

Wiredなどでも報じられているが、数学者でフラクタルの父、ブノア・マンデルブロー(Benoît Mandelbrot)が86歳の誕生日を目前にして亡くなった。GeekDadでMatt Blumはこう書いている。今から20年ほど前、私は当時通っていた高校でマンデルブローの講演を聞くという貴重な体験をしている。技術系の高校だったが、マンデルブローのことをよく知る学生は少なかった。しかし私はその数年前からフラクタルに魅せられていて、サインをもらおうと氏の独創的な著書『The Fractal Geometry of Nature』を購入していた。

Crafts

2010.10.19

磁石と紙のアナログシンセ

シンセサイザーフェスタ2010で見つけたアナログシンセ。よくよく見ると、ツマミが磁力で壁に張り付いている。やられた! でも、楽しい。ARと組み合わせればちゃんとUIとして使えたり? ペーパークラフトのモジュラーシンセもいい味でした。

Electronics

2010.10.19

オープンソースハードウェア原則声明と定義草案0.4

オープンソースハードウェアのための新しい原則声明と定義草案4.0がアップされた。みんなフィードバックと参加を切に望みます。オープンソースハードウェアサミットの後、数ある要望のなかに、私たち全員に向けられた、何をするのか、なぜするのか、という「概観」を聞かせてほしいというものがあった。多くの人たちの協力でそのアウトラインをまとめることができたのは、幸先がよいことだと感じている。では草案をどうぞ。

Science

2010.10.18

モジュラー折り紙によるナノチューブ模型

MAKE Flickr poolで発見。美しいモジュラー折り紙は fdecomiteのメンバー、Tomoko Fuse(布施知子)の作品。正式名称はGiant short nanotube(巨大で短いナノチューブ)。ダブルで矛盾した実体を目の当たりにできる滅多にないチャンスだ。
– Sean Michael Ragan
編集から:こういった作品の折り方は、折ってなるほど! ゆかいな多面体(出版社の日本ヴォーグ社の書籍情報ページへのリンク。サンプルあり)に掲載されているようです(布施さんは、他にも著書多数)。

Electronics

2010.10.18

How-To: センサーのチュートリアル — 赤外線リモコン受信器とデコーダーのチュートリアル

Ladyada のナイスなチュートリアルだ。Ladyadaのサイトより。
新しいセンサーのチュートリアルです! 赤外線センサーを使ったリモコンとリスナーでインターバロメーターを作り、Appleのリモコンの赤外線信号を読み取ります。いろいろ応用が可能!
赤外線リモコン受信モジュールとは?
赤外線リモコン受信モジュールは、赤外線をリッスンするフォトセルを搭載した小さなマイクロチップです。ほとんどのリモコンの受光部に使われています。どのテレビもDVDプレイヤーも、正面にこれがあり、リモコンからの赤外線信号を受信できるようになっています。

Kids

2010.10.15

Longreach救命ブイランチャー – 2010年ジェームズ・ダイソン賞受賞作品

UNSW(ニューサウスウェールズ大学)工業デザイン科の学生、Sam Adelojuが考案したLongreach Water Rescue System(Longreach水難救助システム)が今年のジェームズ・ダイソン賞を受賞した。Minotaur消火ノズル、Copenhagen Wheel、段ボール製キャリアーMove-itなどを抑えて、2万ポンドの賞金を手に入れた(賞金は彼と大学とで折半された)。[/. より]

Longreachは水に触れると膨らむ緊急用のポータブル水難事故救命具です。