Electronics

2013.08.30

Maker父娘が博物館展示用の火星探査車を製作

Beatty家の女の子たちがNYSCIで火星探査車を準備(写真:Andrew Terranova)

ひとりの男性とその2人の小さな娘がNew York Hall of Science(NYSCI)に展示するためのロボットを製作することになったと聞いたら、驚くだろう。その話がまた面白い。小さなMakerたちや両親たちによい刺激を与えてくれる話だ。

ミシガン州立大学出身で機械工学の学位を持つRobert Beattyは、ソフトウェア会社を経営している。ロボットなど作ったこともなければ、エレクトロニクス工作の経験もない。

Electronics

2013.08.30

Comic-Conのコスプレロボットはどのように作られたか

先月、『ロボコップ』の悪者みたいな巨大コスプレロボットのビデオを紹介したけど、ジェイミー・ハイネマンとアダム・サベージのウェブサイト、Testedで、ロボットがどのように作られたかを説明している。ロボットの中には人が入っていて、その人の腕の動きが、そのまま大きなロボットの腕に伝えられる仕組みだ。じつに単純。

Fabrication

2013.08.29

FAB9 第9回 世界ファブラボ会議 フォトレポート

世界50カ国、200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房ネットワーク「FabLab(ファブラボ)」。その世界会議の第9回が、8/21から8/27まで横浜で開催されています。今回は、ワークショップと自由制作が行われていた8/23(金)、ヨコハマ創造都市センター(YCC)と北仲BRICKを訪れました。

拠点となる北仲通周辺にはFab9のポスターやサインが各所に掲示。これは最寄り駅の馬車道駅改札前。よく見ると、FabLabのロゴの形をした回路図や、Processingのコードがポスターの地の部分に書き込まれていました。

Crafts

2013.08.29

新宿西口に長さ27メートルのプロジェクションマッピング作品

新宿クリエイターズ・フェスタ2013の一環として、新宿西口・京王プラザホテル横の通路で巨大なプロジェクションマッピング作品が公開されています。

会場となる幅7メートルの通路を往き交う人々の動きを察知する様々なセンサーを用いたインタラク ティブ・アート作品と、巨大な映像空間を活かした短編映像作品の上映を行います。プロジェクションマッピングの技法により、あたかも壁面や柱そのものが自ら発光しているかのような映像空間は、 日常的にこの場所を通行する人々にとっても、またとない非日常的な体験となるでしょう。

Other

2013.08.27

第17回文化庁メディア芸術祭 – 作品募集

昨年は、勝手に入るごみ箱(エンターテインメント部門 優秀賞、倉田 稔さん)、水道橋重工「KURATAS」(同部門 優秀賞、倉田 光吾郎さん/吉崎 航さん)、ウダー(同部門 審査委員会推薦作品、宇田 道信さん)、グリッチ刺繍(同部門 審査委員会推薦作品、ヌケメさん)といった、多くのMaker Faire Tokyo出展者が入賞した「文化庁メディア芸術祭」の作品募集が始まっています。

締切は9月12日(木)必着。応募条件、応募の方法などは、文化庁メディア芸術祭公式ウェブサイトにて公開されている募集要項(PDF)にてご確認ください。

Electronics

2013.08.26

エネルギーのリサイクル:電池無用の無線通信、Ambient Backscatter

Ambient Backscatterを使うと、ユーザーとのインターアクション、本体同士の通信がバッテリーなしで行える。空中の電波を反射させたり吸収したりして、情報を交換するのだ。

すべてのものをスマートにしてネットワーク化するという「モノのインターネット(Internet of Things)」の普及の妨げになっているもののひとつに、バッテリー技術がある。コンピューティングパワーや、最近では記憶容量も加速度的に高くなっている。しかし、バッテリー技術はそれに追いつけずにいる。

Other

2013.08.23

新刊『オープンデザイン――参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』は8月24日発売!

オープンソフトウェアにはじまったオープン化の流れは、コンテンツ、ハードウェアを経て、いま「デザイン」にまで及んでいます。本書は、主にプロダクトデザイン分野を対象に、この「オープンデザイン」という考え方について、さまざまな筆者による論考や事例の紹介などを通じて解説する書籍です。インターネットを通じたデータの共有や、ダウンロードしたデータを手元で実体化できるデジタルファブリケーション技術などによって、かつてないほどデザインの共有、改良、製作が容易になっています。

Electronics

2013.08.23

Sugruはどこから来るのか:Jane ni Dhulchaointighインタビュー

ハックやモッドやあらゆる修理に使える自己硬化ゴム、Sugruは多くのMakerの工具箱に入っているだろう。その発明者、Jane ni Dhulchaointighの名前はイギリスのみならず世界のMakerの間で知られている。彼女が語る10年間の開発話は、苦闘と忍耐の感動の物語だ。だから、ハックニーにある工場に招待されたとき、私は飛びついた。どうやって作っているのか、どこからやって来るのか、もっといろいろなことを知りたいと思った。

Janeは、修理可能な物に囲まれて育った。

Crafts

2013.08.23

Will.i.amは考える。Makerは新たな憧れだ。

Will.i.amのFacebookフィードより。

ご存じない方のために、Will.i.amはThe Black Eyed Peasの創設者であり、名うてのハイテク好き。数々のイニシアチブを支援し、子どもの教育もサポートしている。とくに、彼のi.am.angel基金はi.am.STEAMプログラムを開始し、小中学校での科学、技術、工学、アート、数学の教育を支援している。さらに、彼はi.am.scholarshipを立ち上げ、革新性のある子供たちが中等教育を修了できるよう奨学金を提供している。

Electronics

2013.08.22

風に向かって進んでいくブラシ

日本機械学会・流体工学部門が公開している実験動画。風呂場の掃除に使うようなブラシに模型用のプロペラが付いている。このおかしな物体に風を当てると……風上に向かってじわじわ進んでいく! Bristolbotの風力版と言って良さそうだ。

ほかの実験も面白い。

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