Other

2016.09.30

QFNパッケージをリフローオーブンを使わずにハンダ付け

今、arms22さんが進めているプロジェクトは、ESP8266(EPS-WROOM-02)とLiPo電池の充電コントローラを一体化した汎用WiFiマイコンボードの製作。一見、手ハンダ(ここでは普通のハンダゴテと糸ハンダだけでするハンダ付けのこと)で作るのは大変そうなこの基板と部品を分けてもらい、筆者も作ってみたので、そのレポートです。

このボードの特徴はテキサス・インスツルメンツのLiPo充電コントローラIC “BQ24070″を搭載して、安全、簡単、高効率にLiPo電池を扱えるようにしたところ。

Fabrication

2016.09.28

3Dプリンターで簡単な機械を作るメタマテリアル

「3Der.org」に掲載されたHasso-Plattner-Instituteで行った素材の研究に関する記事だ。彼らは、3Dプリントで作る動力を使わないオブジェクトを開発した。彼らはこれを「機械」と考えている。

上の動画は、「メタマテリアル」(内部に特殊な微細構造を持つオブジェクト)の基本を詳しく説明するものだ。その一部を押したり捻ったりすることで、内部の蜂の巣状の構造の各「セル」が歪んで、いろいろな形に作動する(ラッチ、蝶番、リニアアクチュエーターなど)。

Fabrication

2016.09.27

デスクトップウォータージェットカッター「Wazer」登場

デジタル制御のツールにどんどん手が届きやすくなり、それまで工場などに置かれていた機械がどんどん小さくなって値段も安くなっている。3Dプリンター、CNCフライスマシンなどがそうだ。そして今、Wazerはウォータージェットカッターを家庭の工房に送り込もうとしている。

この新しいマシンは、約30×45センチの作業スペース(ベッド)を持ち、素材にもよるが最大で約25ミリの厚さのものまでカットできるという。カットできる対象はほぼすべての素材だ。そこがウォータージェットの強みとなっている。

Electronics

2016.09.26

マイクロコントローラーを選ぶときに考えるべき12のスペック

ほとんどの電子製品には、頭脳となるマイクロコントローラーかマイクロプロセッサーが搭載されている。高速処理を必要とする高度な製品(スマホやタブレットなど)になると、マイクロプロセッサーが必須となる。その他はマイクロコントローラーがベストソリューションだ。例として、Arduinoはマイクロコントローラーをベースにしていて、Raspberry Piはマイクロプロセッサーをベースにしている。

たいていの電子工作の設計にはマイクロコントローラーが適しているはずだ。

Other

2016.09.23

100円ショップのレンガで造った1/12スケールのピザ窯

消火器用意して火入れ開始です! pic.twitter.com/jw81XVvoY5— おでこし(金谷)Berryzデスロード (@38beem) 2016年9月19日

詳しい経緯は、togetterのまとめがわかりやすいです。こちらでも概略をまとめますと、100円ショップのセリアでミニチュアサイズ(10mm × 20mm × 6mm)の素焼きレンガを発見したおでこしさんは、在庫を全部買ってきてピザ釜を作ることにし、見事完成させ、実際にミニチュアサイズ(35mm)のピザを焼いてしまった、というストーリー。

Science

2016.09.21

生きた細胞でプロトタイピング

これはバイオハッキングに関する2回目の記事だ。最初の記事は「バイオハッカーの冒険」で読むことができる。また、今後の記事にも注目していただきたい。

バイオプリントは新しいプリント

Makerとバイオハッカーをつなぐ最大の橋は、強力な3Dプリンターだろう。プラスティックの代わりに生物素材を使って三次元構造体が作れたら、特殊なインク(バイオインク)や生きた細胞を使ってメッセージや模様が描けたら、どうだろうか。

Other

2016.09.20

テクノロジーを用いて、森と生活の新しい関係をつくる — FUJIMOCK FES(フジモックフェス)

フジモックフェスでは、富士山麓の森に分け入り、木こり直伝で森で木材を調達するところからはじまります。3部構成のこのプログラムは、約5ヶ月の間に様々なスキルを身につけていきます。森のセッションでは、木こり体験、自然ガイドによる生態系について、木材の乾燥と製材。そして、鎌倉セッションでは、デジタル工作機械での加工技術やセンサーを扱ったモノづくりなどを学んでいきます。最大の特徴は、木材の新しい可能性をテクノロジーを用いて探求していくことにあります。

Fabrication

2016.09.20

ガラスのような仕上がりの砂糖3Dプリント

MITメディアラボがガラスの3Dプリンターのビデオを公開すると、それはVictor Leungの心に火を付けた。彼はそれに大変な影響を受け、砂糖でプリントする3Dプリンターの開発を開始した。砂糖は溶かして層にする。仕上がりはガラスのようだ。

Victorが開発した、溶かした砂糖の3Dプリンターは、カラフルな彫刻を作る以外には特に目的がない。食べるにはあまりにも不健康だ。高温で溶けてしまうし、虫を呼び寄せることもある。しかし、その本当の目的は、3Dプリンターを可能にした技術を深く学ぶための学生教育にあった。

Crafts

2016.09.18

小枝でオリジナルストラップを作る

この記事は、WILD MIND GO! GO!から許可を得て、慶應義塾大学体育研究所准教授の野口和行さんの記事を、内容を再編集して掲載しています。元記事には、各ステップのポイントなどが掲載されていますので、ぜひ元記事も参照して下さい。また、「WILD MIND GO! GO!」は、“アーティスト、フォトグラファー、科学者など、様々な分野で活躍するスペシャリストが、ユニークな自然体験をステップ by ステップのHow toとして紹介していくWEBサイト”として、「「道草」を食べてみる」「ペットボトル温水器で足湯」など、makezine.jpの読者も楽しめそうな記事も掲載されています。

Electronics

2016.09.16

1000万台を記念して10のRaspberry Piプロジェクト

Raspberry Pi財団は、1000万台のRaspberry Piが発売されたことを発表した。それを記念して、財団は、書籍、キーボード、ケース、電源アダプターを含む公式なスターターキットを発売した。

我々も長年のRaspberry Piファンとして、それを使った多くの素晴らしいプロジェクトを見てきた。そこで、1000万台突破記念として、我々が選んだ10のPiプロジェクトを紹介しよう。

Raspberry Pi フォトブース
パーティーや結婚式では、デジタルフォトブースの前でおどけた写真を撮ってインターネットでシェアするのが流行っている。

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