Other

2018.03.16

東芝にメイカースペースを作りたいからハッカソンにでまくったメイカーたちの未来 ― 「つくるラボ」メンバーインタビュー

企業のなかで部活やサークルといったメイカー活動に取り組む人々に注目してきた本連載、今回は「つくるラボ」を取りあげる。つくるラボは、東芝グループの社員が中心となって結成されたメイカーサークルで、アクティブに活動しているのは20人程度だが、コミュニティには80人以上が参加している大きなグループだ。

Maker Faire Tokyoには2016から2年連続で出展しており、その作品はレポートでも取りあげたことがある。

Electronics

2018.03.15

Raspberry Piで作るスマートロック

https://twitter.com/undo/status/940180417243594752

ドアの鍵を遠隔操作する「スマートロック」はDIYの題材として最適だ。鍵の位置や形状はどの家も少しずつ違うし、人によってスマートロックに求める機能も異なるから、自作する意味を見いだしやすい。実用的に仕上げるためには、鍵を動かすメカニズム、それを確実に制御するプログラム、クラウド上の安全な情報の流れなどを抜かりなく設計する必要があって、今日的な電子工作の腕試しにもなる。

プロジェクトをひとつ紹介しよう。

Crafts

2018.03.14

お風呂を快適にするエンターテインメント&ワークステーション

YouTubeとInstagramでApril Wilkersonをフォローしている人は、彼女がテキサスの自宅に素晴らしい工房を建設中であることを知っているだろう。彼女は、さまざまなプロジェクトの動画シリーズを製作し、Instagramのストーリーも定期的に更新している。

本当によく働く彼女は(ちょっとは休んでくれないと、こっちは罪悪感を覚えてしまう)、工房の窓が届くまでの間、ちょっとしたプロジェクトを行うことにした。動画の中でも話されているが、工房の建設では筋肉疲労が激しく、よく風呂に浸かるのだという。

Fabrication

2018.03.12

体の不自由なゲーマーがニンテンドースイッチをもっと使いやすくするアダプターを3Dプリントする

ビデオゲーム機は、たいていが両手の使える人を想定してデザインされている。ニンテンドースイッチのジョイコンも同じだ。しかし、すべてのプレイヤーが五体満足だとはかぎらない。体の不自由なゲーマーもたくさんいるのだ。しかし、そんなゲーマーにも使えるようにと、いろいろ知恵を絞ってくれるMakerがおおぜいいることは救いだ。

そんなMakerの一人、Julio Vazquezはこう話している。
MyMiniFactoryのニンテンドースイッチ・アクセサリー・コンテストのアイデアを探していたとき、「Gamer for Granted」のこの記事に出会った。

Fabrication

2018.03.09

古代ギリシャのアナログ計算機「アンティキティラ島の機械」を再現するために、それを作る「まいぎり式」ドリルまで作る

ClickspringのChrisによるアンティキティラ島の機械の動画シリーズをまだ見ていない人には、ちょっと興味がうすれるかも知れない。彼は非常に腕のいい時計職人で、アンティキティラ島の機械シリーズでは、1902年にギリシャ沿岸の沈没船から発見された、紀元前150年から80年の間に作られたとされる古代ギリシャのアナログ計算機、アンティキティラ島の機械を再現している。

このシリーズでChrisは、その機械の部品を自作したばかりでなく、当時それを作るために使われたであろう工具まで作っているのだ。

Electronics

2018.03.08

Arduinoで作る電子フォローフォーカス

jumbler氏は一眼レフカメラ用マニュアルフォーカスレンズのフォーカシング操作(つまり、レンズのピントリングを回すこと)を電子的に行う電子フォローフォーカスの仕組みをArduinoを使って作り、その詳細を公開している。

jumbleat / jumbler’s blog site – AR-FOCUS

ピントリングの駆動にはタミヤ楽しい工作シリーズの「ナロータイヤ」を使用するなど、入手しやすい部品ばかりで構成されている。可変抵抗器の操作でピントを調整できるだけでなく、作者が撮影時にほしいと思う機能がいろいろと盛り込まれている。

Crafts

2018.03.07

古い抵抗をアップサイクルしてアクセサリーにする

Cody Gagnonは素晴らしいプロジェクトをMaker Shareに投稿してくれた。棚の奥に束になって忘れ去られていそうな古い抵抗をリサイクルする方法だ。そうして出来たのは、テック系の連中に仲間だとアピールできる素敵なものだった。

数カ月前、私はガールフレンドとSodo Summer Sessionに参加し、ルンバ・ビールポンをプレイしたり、チップチューンを聞いたり、古いコンピューターの部品でクラフトを作ったりして大いに楽しんだ。そこには昔の抵抗が大きな容れ物にたくさん入っていたので、それで何かクールなものを作ろうと考えた。

Electronics

2018.03.06

誰もが泣いて笑って惚れ込むような3DプリントできるArduinoベースの踊る六足歩行ロボット

ロボット作りの専門家で「Make:」の筆者でもあるI-Wei Huangの機知に富んだ言葉を、私はよく引用してきた。彼は、可愛くて陽気で愉快なロボットを作れば、多くのことが学べると話している。3Dプリントで作れる、可愛いくて存在感のある六足歩行ロボット、Vorpalは、まさにそんな一台だ。誰もが泣いて笑って、惚れ込むに違いない。

VorpalはKickstarterプロジェクトとして開発された。すべてのパーツを含む完全なキットを購入できるほか、自分でパーツを買い集めてボディの部品を3Dプリントして作ることもできる。

Electronics

2018.03.05

新刊『Raspberry Piをはじめよう 第3版』は3/16発売!

「Make:」書籍チームが企画・制作を行った書籍を紹介します。

●書籍紹介

本書は、全世界で多くのユーザーの支持を集めているシングルボードコンピューター「Raspberry Pi」の入門書です。ハードウェアの概要、必要な周辺機器、Linuxの基礎、Pythonプログラミングの基本を解説しています。さらに、Arduinoとの連携、GPIOの使い方、ウェブカメラの活用、インターネットからのデータの取得、Raspberry Piをウェブサーバにする方法なども紹介。

Kids

2018.03.02

ゴミや廃棄された電気部品から生まれた素晴らしいメカたち —「手を使うことはデジタルのスカルプトよりもずっと楽しい」

インターネットでは、MarshMellopという名前で知られるデザイナーでコンセプシャル・アーティストのSteve Marshalは、素晴らしい作品の数々を「Make: project」に投稿してくれた。今は薬物乱用防止のための仕事をしているが、ロボットやメカやキャラクターのフィギュアを作るプロの作家になるのが夢だ。その才能は十分にある。彼は、空いている時間を使って、ロボットやメカをゴミや廃棄された電気部品やプラスチックの欠片から生み出している。

Stevenの話を紹介しよう。