Electronics

2018.04.27

PiベースのVRヘッドセットで懐かしのDOOMをプレイ

element14の Hack Like Heckコンテストで、Clem MayerはRaspberry Pi(とArduino)を使ったクールなVR装置を作り、あの懐かしのゲーム「DOOM」を没入バージョンでプレイできるようにした。

上の動画では、Clemはこの作品の開発に関して、どこが難しかったのか、どのようにそれを克服したのかなどを丁寧に説明している。最初、Raspberry Pi 3Bでゲームとディスプレイと頭の動きの検知をすべてコントロールさせようと思ったが、結局は、Arduinoでデータを前処理を行い、それをUSBでRaspberry Piに送って処理させる形となった。

Crafts

2018.04.26

鋳造して削って、いちから作ったアルミ製カメラ

カメラはとても魅力的な魔法の箱だ。光が入ると、不思議な現象が起こり、画像がフィルムに焼き付けられる。私のカメラの知識とは、その程度だ。しかし、Lucus Andersのカメラの構造に関する知識は半端ではない。彼は一からスクラッチでカメラを作ってしまったのだ。たぶん、カメラが発明されてから、人々はカメラを自分で作ってきたと思うのだが、こんな自作カメラは初めて見た。

警告:下の動画の中で、Lucus はちょっと際どいジョークを飛ばします。

では、彼がカメラを作る過程を見ていこう。

Electronics

2018.04.25

AIがみんなのものに! Google AIYキットがディスカウント百貨店チェーンのTargetに並ぶ

私たちはついに、DIY機械学習キットが量販店で買える時代に公式に突入した。

Google AIYキットをディスカウント百貨店チェーンのTargetが販売を開始した。VoiceとVisionの両方だ。これらは去年に発売されたキットだが、今回はRaspberry Pi Zeroが付属した新しいパッケージに生まれ変わっている。それ以外は、自分で組み立てるダンボールのケースも、ヤル気のあるユーザーのための拡張性もそのままだ(ただし、Voiceキットでは Raspberry Pi Model BからZeroに移行したことで失われた出力ピンもある)。

Kids

2018.04.23

磁石の力で魔法のように甦る砕けたダガー

R31 StudiosのSteve Pearsonは、魔法のような技を披露してくれた。ダガーが甦る様子をその目で見て欲しい。

もうちょっと詳しい話を探し出すことができた。

このダガーは、ゲーム「スカイリム」に登場する「メエルーンズのカミソリ」というものです。物語では、砕けたこのダガーの破片を集めて修復することになっています。私はこれを作って、小道具として部屋に飾ったり、コンベンションの会場でクールな効果を見せたいと考えました。それに、磁石を使って、ちょっと実験をしてみたくなりました。

Crafts

2018.04.20

街の菜園を耕してコミュニティのハブにする

ニワトリがコッコと歩き、アヒルがガーガーと鳴き、道の向こう側の校庭では子どもたちがボールを蹴って遊んでいる。そんなBottom’s Upコミュニティ菜園にいると、そこがカリフォルニア州ウェスト・オークランドのローワー・ボトムズという街のど真ん中であることを忘れてしまう。

サンフランシスコのベイエリア(湾岸地区)には、裕福な地域と、恵まれない地域がパッチワークのように混在している。ウェスト・オークランドは後者だ。この菜園を作った中の一人、Jason Byrnesによれば、食料の調達に関するかぎり、ローワー・ボトムズは砂漠だと言う。

Fabrication

2018.04.16

メイカースペースの利用者を危険から守るオープンソースの安価な自動識別装置

メイカースペースで、メンバーにどのように工作機械を使わせるか、そこには私が何度も見てきた大きな問題がある。工作機械には危険なものが多く、少なくとも安全性に関する最低限のトレーニングが必要だ。しかし、常にスペースにいてメンバーが機械を使う様子を監視するわけにもいかない。ではどうするか? これまでにも、カードをスキャンして、データベースで認証して、機械を使えるようにするアクセスシステムが市販されていたが、ついにそのオープンソースのシステムが登場したのだ!

Open Source Machine Accessシステムは、その名が示すとおり、オープンソースであり、ほとんどがオープンソースの部品で作ることができる。

Electronics

2018.04.13

奥田民生が謎ドラム、自作遮音ブースなどを使ってDIYでアナログレコーディング

「DIYでアナログレコーディング」と銘打って、ミュージシャン/プロデューサーの奥田民生がYouTubeでDIYレコーディングの過程を見せる「カンタンカンタビレ」というシリーズを続けています。暖炉風インテリアが置かれた小さい”家庭的な”スタジオ「ヘロスタジオ」で、8トラックのオープンリールテープとミキサーによる昔風のホームレコーディングを再現。布団で遮音を試みたり、身の回りにあるもので録音のための工夫を試みています。今どきこんな方法でレコーディングをすることはなかなかありませんが、見ていて楽しそうですね。

Electronics

2018.04.11

あえて3Dプリンターではなくホットグルーを使う筋ジストロフィー患者のためのプレステ・コントローラー改良法

体に障害のある人たちのためのゲームコントローラーの改良を続けて、もう数年になる。その間、私は、早くて、比較的簡単で、でもちょっと不細工な改良法を思いついた。

私がいちばん多く聞かされた不満は、サムスティックのクリックが難しいということだ。知らない人のために解説しておくが、サムスティックは真下に押し込むとボタンとして使えるのだ。

その問題を克服するために、私は小さなモーメンタリースイッチを、どこか別の場所に付けることにした。これはジョイスティックに埋め込まれているものと同じ型のモーメンタリースイッチだ。

Electronics

2018.04.09

ArcAttackの「StringTheory」は音楽の知識がないメイカー向けの“オンライン音楽計算機”

音楽を作るプロジェクトで遊びたいが、音楽の知識がないという人の声をよく聞く。ロボット工学に詳しくて、ギターを弾くロボットは作れるものの、ギターをどのように弾いて美しい音楽を奏でたらいいのかがわからない。そんな感じだ。

これまでは、歌をただカバーすればよかった。好きな歌の、好きな楽器用に書かれた曲を探せば済んだ。しかし、この方法ではオリジナル曲を使うことができない。理想的には作曲方法を学ぶのが一番なのだけど、音楽は、この週末で軽く習得するというわけにはいかない。

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