2020.10.22
「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #3 — 3Dプリンタの生成物をものづくりの工程に利用する「野良雲焼」プロジェクト
今年も、さまざまな作品が登場したMaker Faireだったが、その中から「野良雲焼」プロジェクトを取り上げたい。これは、3Dプリンタの出力物を原型に焼き物を作ろうというtinker.jpさんのプロジェクト。これは、モデリングソフトを使ってデザインしたものを3Dプリンタで出力し、それで磁器を作るというものだ。3D出力したものがベースで、まず、そこからシリコンで型(分割したもの=割型)を取る。最終的にこの部分を石膏にするため、いったん反対側の型を取り、石膏で再度、型を取る。