小杉亮人
Akito Kosugi
- 握力ブースター 〜扉開閉をもっとラクにする装置〜

民生用の小型振動子を活用し、握力増強装置を開発しました。ドアノブを握って扉を開ける動作に着目し、開扉時に手首と肘の腱へ同時に振動刺激を与えることで、握力を向上させます。人生100年時代の課題である加齢による筋力低下とそれに伴う「フレイル」と呼ばれる新たな医療課題に対処するため、応募者の専門である生理学の知見を応用し、研究用の特別な機器ではなく市販品のみで手軽に使える実用的なデバイスを開発しました。
プロフィール
本職は神経生理学の研究者です。