Make Books & Magazines

自らの手で作ること、
自分で体験することを大切に考えている人のための書籍。

オライリー・ジャパン
発行年月
2010年01月
ISBN
978-4-87311-433-0
ページ数
176ページ
フォーマット
Print
原書
Make: Technology on Your Time
価格
1,575円

自由な発想でテクノロジーを使いこなす人のための「Make」。Vol.9の特集は「Make: ROBOTS」です。自律飛行機、昆虫型ロボットなどを中心にした「自ら考え、動くロボット」の紹介を通して、ロボットの可能性を探ります。その内容は「Wired」編集長のクリス・アンダーソンが開発した自律飛行機「ArduPilot」、プログラムなしで外界からの刺激を元に動作する「BEAMBOT」、50年前に神経生理学者が作った世界ではじめての自律ロボットの解説記事など。製作記事では、ELワイヤを使った光る文字でスピードを表示するサイクリングベスト「スピードベスト」やArduinoベースのキュートなロボット「Makey」、特集で解説したBEAMBOTの作り方を紹介します。他にも、Arduinoとブレッドボードで作るシーケンサーの製作記事や、「1/1ボトムズ」で知られる倉田光吾郎さんの新作「カストロール1号」、ソーシャルメディア衛星開発プロジェクト「SOMESAT」の紹介記事など、新しいものづくりに取り組んでいる人々のストーリーと、自分でもはじめるための情報が満載です。

Special Section
特集「Make: ROBOTS 」
    きみだけのドローン機(クリス・アンダーソン)
    迷子のロボット(マーク・フローエンフェルダー)
    来し方のドローン(マーク・ド・ヴィンク)
    BEAMビギナーズガイド(ギャレス・ブランウィン)
    ペスト・コントロール(ボブ・パークス)
    偶然のパイオニア(ギャレス・ブランウィン)
    オールド・ボット、ニュー・トリック(ロバート・L・ドエル)
    ボット最前線(ギャレス・ブランウィン)
    Blimpduino登場(クリス・アンダーソン)
    生物の走り方をロボットで再現。(畑中 元秀(takram))
    てんとう虫ロボットを作った理由(Jin Sato)

Columns
    Welcome:ロボットは自ら考える機械(マーク・フラウエンフェルダー)
    Make Free:正の外部性(コリィ・ドクトロウ)
    Country Scientist:日光冠を撮影する(フォレスト・M・ミムズ3世)
    Remaking History:ルドルフ・ディーゼルとファイヤピストン(ウィリアム・ガーステル)
    Prototyping Lab:Seeed StudioとElectric brick(小林 茂)
    Making Future:ファミマ入店音、コンビニ、そしてアフォーダンス(野尻 抱介)
    Retrospect:コテージエコノミー(ジョージ・ダイソン)
    Homebrew:外を走れるエアロバイク「ElliptGO」(ブレント・ティール)

Make: Projects
    マイロボット、Makay
    スピードベスト
    2つのBEAMBOT:トリメットとソーラーローラー
    サーボモーター

Maker
    1+2+3:イージースピーカー(マシュー・T・ミラー)
    Made on Earth
    手探りエンジニア(トッド・ラピン)
    カストロール1号製作記(倉田 光吾郎)
    SOMESATプロジェクトの大きな1歩(森岡 澄夫)
    Sparky 2:売り切れなし(マーク・ブラット)
    スピードウィーク(ウィリアム・ガーステル)
    1+2+3:日常のもので電池を作ろう(サイ・ティモニー)
    TOOLBOX

DIY
    ソーラーアクセサリ(アリス・プラナス、ハッティ・リム)
    ソーラージュールブレスレット(エドウィン・ワイズ)
    1673年の目で見る微小宇宙(パトリック・キーリング)
    ミニ吸煙機(マーク・ド・ヴィンク)

開け! Arduino
    ブレッドボードシーケンサー(高橋 啓治郎)
    トイピアノをMIDI楽器にする(岩崎 修)