自由な発想でテクノロジーを使いこなすMakerのための「Make」。Vol.12の特集「DIY SUPERHUMAN」では、筋電位で操作するゲームコントローラ、心臓の鼓動に同期して光るLEDヘッドバンド、コウモリのように超音波で障害物を感じる手袋など、生体情報を使ったデバイスやウェアラブルなデバイスで、新しい目や耳、腕を手に入れる方法を紹介します。もうひとつの特集「キットとイノベーション」では、産業革命の蒸気機関から、黎明期のパーソナルコンピュータ、そして現代のオープンソースハードウェアまで、キットがイノベーションに果たしている役割をさまざまな角度から考えます。さらに「巨大シャボン玉ジェネレータ」「DIY真空調理器」「もっとも役に立たないマシン」「木ガス式キャンプストーブ」などの作り方を製作記事で解説。Maker Faire Tokyoの開催を控えて、その前身となるイベント「Make: Tokyo Meeting」を振り返る記事も掲載しました。
特集 DIY SUPERHUMAN
キャロル・ライリーさんをご紹介します
エア・ギターヒーロー
心拍センサ
ビーティングハート・ヘッドバンド
魂の門
自分の目の中を覗く
ウェアラブルなデバイス、「ノースポー」と「ハートスパーク」
触覚型測距リストバンド:タシット
キットとイノベーション
キットと革命
キット製作者宣言
夢の車作り
UAVキットの設計・開発をビジネスにする
ギルバートの架け橋
ハック対応デザインの医療機器キット
懐かしのヒースキット、そのDIY魂
Make: Tokyo Meetingを振り返って
Make: Tokyo Meetingの4年間、そしてMaker Faireへ(船田 巧)
電子工作じゃないけれど......(野中モモ)
Make Tokyo Meetingを利用した締切駆動型作品制作(石川 大樹)
データと写真で振り返る Make: Tokyo Meeting
Projects
巨大シャボン玉ジェネレータ
真空浸漬調理器
もっとも役に立たないマシン
Maker
トラウトガルチのハイテクホビーストたち(ジョン・カリッシュ)
月刊 科学の驚異(アレックス・カウフマン)
ビジネスをかき鳴らす(ラファエル・アティジャス)
ウチのテレビは臭う!(アレックス・カウフマン)
DIY
木ガス式キャンプストーブ(ウィリアム・アバナシー)
4ドル熱気球(ジェス・ブラムバーガー)
ボビネータ(アンドリュー・ルイス)
動く針金のクランクトイ(リー・E・オルボー、マット・メッツ)
Column
Welcome:自分の体で実験する(デール・ダハティ)
Make Free:3Dプリンタの黙示録の四騎士(コリィ・ドクトロウ)
Making Trouble:DIT(do it together):「納屋」を起こす(ソウル・グリフィス)
Made on Earth
Soapbox:禅と物作りの技(フィリップ・トロン)
Remaking History:アルキメデスとネジ(ウィリアム・ガーステル)
Country Scientist:ウルトラシンプル日照計(フォレスト・ミムズ3世)
1+2+3:サウンド吸着器(ウィリアム・ガーステル)
1+2+3:スタッドチェア(コーキー・モーク)
Prototyping Lab:ITとものづくりの交流拠点、f.Laboをプロトタイピングする(小林 茂)
Maker's Future:テーブルの上の戦争(野尻 抱介)
Toolbox
Homebrew:重力バランサーを自作する(ジル・ロビン)