電子工作と漆
Japanese lacquer craft using electronic parts.
- B
- 03-04
- 漆電脳繭玉「卯辰山のいきもの」
- Lighting made with lacquer crafts.
漆工芸に電子工作を組み合わせた新しいアート作品です。伝統工芸の漆に用いられる加飾技術である「螺鈿細工」は砕いた貝を貼り付けて絵柄をつくるもの。漆は光を通しませんが、螺鈿細工を行った絵柄部分は光を通します。筐体に用いる素材を工夫し、螺鈿を施し漆で仕上げることでこの作品は生まれました。生活の中でふと目にしたとき、螺鈿細工から漏れる灯りが見た人の心をやわらかく照らすことを祈りながら作っています。
プロフィール
IT系技術者・漆芸家。制作ディレクターからプログラマーへ転向、体験展示制作を機に電子工作を始める。金沢移住後、螺鈿細工に出会い、漆工芸を学び始める。2019年から漆工芸と電子工作と融合した作品を展開。著書に『作って遊んで科学を学ぼう! 手作りロボット』(講談社)など。
- Web: https://urushielec.shopinfo.jp/
- Twitter: @SIHO_o