Science

2008.02.20

HOW TO – カフェインの効果を高める方法

Text by kanai

caffeine_molecule.jpg
Scienceblogsに、日常的に使えるカフェインの効果を最大に高める方法が掲載されていた。-

2004年の画期的な研究に、少量のカフェインを毎時間摂取(体重1Kgに対して0.3mg — 1時間に約20mg)することで、日中に次第に蓄積され、前頭前皮質(高度な認知機能を司ると言われている脳の箇所)で優先的に作用する恒常的な眠気が解消され、完全な覚醒状態を保てるというものがありました。

重要な仕事を片付けなければならないときなんか、大量のコーヒーをがぶ飲みしたくなるけど、あともう1時間だけがんばりたいというときは、1時間分のカフェインをとればいいわけだ。ここには『自分の認知力を高める方法』も書かれてる。また、かなりの量の雑誌の引用もある(彼の助言を支持するもののようだ)。-Link
Makeの記事より
bottomless portafilter
The Bottomless Portafilter – Make:04(英語版)p.117 –Link
– Collin Cunningham
訳者から:コーヒー1杯に含まれるカフェインは40mg程度だそうだから、1時間に1杯飲めばいいわけだね。だけどカフェインは前頭前皮質の認知機能を弱めて問題を起こすとも書いてある。イライラして切れたりすることだね。緑茶のカフェイン量は多いんだけど、リラックス効果があるので相殺されちゃうとか、いろいろためになることが書いてある。でも難しい医学用語がバンバン出てくるから、素人には辞書なしには読めません。
原文