Electronics

2009.08.20

Arduino 017登場

Text by kanai

Pt 2103

やった-! Arduino 017の登場だ!

Arduinoのオープンソースの開発環境は、コードの記述もI/Oボードへのアップロードも簡単。WindowsでもMac OSXでもLinuxでも使えます。環境自体はProcessingやavr-gccなどのオープンソースソフトウェアをベースにJavaで書かれています。

リリースノート:

0017 – 2009.07.25
[ドキュメント / サンプル]
* Tom Igoeによる新規または改訂されたサンプルを豊富に用意。
[コア / ライブラリ]
* Limor FriedによるLiquidCrystalライブラリを更新。詳細はReferenceを見てください。
* Firmataライブラリをversion 2.1(rev. 25)に更新。
* ServoライブラリをMichael MargolisによるMegaServoに集約。ほとんどのArduinoでサーボ12台まで、Megaでは48台までが制御可能に。
* シリアル通信用ボーレート計算の精度を改良(8MHz Arduinoボードの2倍速問題を解消)。 gabebearに感謝します。
[環境]
* Processing1.0.3ベースのコード(rev. 5503)に同期。
これにより多くの改善が実現しました(下記リストを参照)。
* Thomas Glaser(envis precisely)による新しいアイコンと画像。
* スケッチのマルチウィンドウ化に対応。
* シリアルモニターを独立化。
* Comment / UncommentをEditメニューに追加し、ショートカットキーを追加。
* IncreaseとDecrease IndentをEditメニューに追加しショートカットキーを追加。
* SKETCHBOOK / ライブラリフォルダがサードパーティーのライブラリに対応。
* ライブラリがスケッチと合わせてコンパイル可能に。ライブラリのソースコードを変更する際に、ボードを切り替え.oファイルを削除する手間を解消。
* MacではArduinoをappファイル(dmg)として提供。
* ATmega328使用のArduino NanoをToolsおよびBoardメニューに追加。

– Phillip Torrone
原文