Electronics

2013.03.07

ブレッドボードと真空管

Text by Takumi Funada

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真空管のピンは、通常、くるっと円形に配置されている。なので、ブレッドボードとは相性が悪い。そこをなんとかしようとサンハヤトが発売したのが、AT-MT9P真空管ピッチ変換基板だ。見てのとおり(写真下)、丸く並んだ9本のピンをまっすぐに並べ直してくれる。この基板を使って作られたサンプル回路が上のヘッドフォンアンプ。ブレッドボードに真空管が載っている!

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製作のレポートがサンハヤトのブログに掲載されている。なお、その記事にも書かれているとおり、真空管を使った工作にはリスクがある。とくに「100~300V超の電圧を使用するので感電などの事故には十分ご注意ください」という指摘は忘れないようにしたい。