2007.04.10
News From Future: 生きた毛皮を培養
これは驚き。2人のアーティストが即席の研究室でコート用の毛皮を作ってしまった。-
動物を殺さずに毛皮のコートを作れるか? 答えは、ある意味、イエス。Oron CattsとIonat Zurrという2人のアーティストがそれを実現したのだ。イスラエルのホーローンにあるIsraeli Center for Digital Artの”Victimless Leather”(犠牲なき皮革)という施設で公開された。2人は、この目的のためににわかに作った研究所で、生きた皮の細胞から小さな毛皮を作り出した。研究所での特別な技術を使うことで、細胞から毛を生やしたのだ。11日間にわたり、2人のアーティストは細胞に”餌”を与え続けた。すると、細胞は成長し、分裂し、ミニサイズの毛皮となった。そして最後の日、2人は餌を与えるのをやめて、毛皮を”殺した”この実験を見学した人たちには、自分たちで作る方法も伝授された。
The art of science – Haaretz – Israel News – [via] Link
訳者から: なんか、チキンジョージを思い出しちゃったなぁ。
関連:
- Victimless Leather- A Prototype of Stitch-less Jacket grown in a Technoscientific “Body” – Link
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[原文]