2008.08.19
ネズミの脳を持つロボット
レディング大学の研究者たちは、ネズミの脳から取った細胞のネットワークを使ってワイヤレスで距離センサーを制御する車輪駆動式のロボットを作った。センサーからのデータは、栄養分と抗生剤の溶液に入れられたニューロンに送られる。すると、脳細胞からの出力が制御コマンドとして”ボディ”に送られる。ビデオの中で、ものすごーく簡単に解説されている。
– ‘Rat-brain-controlled’ robot on BBC News(英語)
– Rise of the rat-brained robots on New Scientist(英語)
さらに:
チップと交信するネズミの神経細胞(英語)
訳者から:この研究は、イギリスのレディング大学の人工頭脳学と神経科学の専門家によるチームが行っている。目的は脳でコントロールするロボットの開発というよりは、脳の働きを解明してパーキンソン病などの治療に役立てることらしいです。
– Collin Cunningham
[原文]